投稿リポート 子どもの虐待防止
オレンジリボン運動

子どもの虐待防止 オレンジリボン運動

長岡長生ライオンズクラブ(105人)は今年度、地域における「オレンジリボン運動」の認知度向上を推進する事業を展開している。2004年、栃木県小山市で3歳と4歳の幼い兄弟が父親の友人から繰り返し暴行を受け、息も絶え絶えの状態で橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われるという痛ましい事件が起きた。二度とこのようなことがあってはならないと、子どもの虐待防止を呼びかける市民運動「オレンジリボン運動」が全国でスタート。シンボルマークのオレンジリボンと児童相談所虐待対応ダイヤル189(いちはやく)を広めることで、多くの人に子ども虐待の問題に関心を持ってもらい、虐待のない社会を築くことを目指している。

毎年11月はオレンジリボン運動推進月間ということで、当クラブでは集中的に関連事業を展開。まず市内10万世帯に無料配布される情報誌に、オレンジリボン運動の趣旨とクラブの活動内容を掲載した。11月1日からは1カ月間にわたり、シティホテルプラザ アオーレ長岡のナカドマ(屋根付き広場)に「パパも、ママも、一人で抱え込まないで」というメッセージが書かれた横断幕を掲示した。

11月16日には今年度のメイン事業として、アオーレ長岡の市民交流ホールで開催された子ども虐待防止オレンジリボン運動啓発イベント「オレンジゴスペル2023全国ツアーin新潟」(主催:オレンジゴスペル新潟実行委員会)を共催。アメリカ・ニューヨーク在住でオレンジゴスペル発起人及び総合プロデューサーを務める打木希瑤子さんの司会進行の下、県内外の10組のアーティストたちに迫力ある歌と演奏を披露してもらった。満席となった会場にはオレンジリボン運動への共感の輪が広がり、認知度向上に手応えを感じた一日となった。

2023.12更新(会長/長原信幸)

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