ライオン誌日本語版2024年夏号

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- を引かれながらも、銭湯に向かうマ
で帰っていくママと子どもたち。た
ね!﹂
﹁ま た 遊 ぼ う ね ー﹂と、笑 顔
時。
﹁またやってください
︶
﹂の
フ エ ム 放 送︵ Kiss FM KOBE
ポータルサイトに掲載を働きかけ、
マたちの姿があった。
くさんの感謝の言葉と笑顔をもら
もこだわり、100円ショップの資
を用意した。テーブルの飾り付けに
足を運び、安価でおいしいスイーツ
用ケーキの切り落とし販売店などに
の製造直販、大阪府豊中市の機内食
れた。暖かく桜も満開というすばら
出ていた雨予報は外れ、好天に恵ま
4月7日、イベント当日。前日に
け付けを早期に終了した。
より早く予約人数に達したため、受
初こそ出足は鈍かったものの、想定
﹁ 普 段 は 髪 も ち ゃ ん と 乾 か せ な い
ぶり!﹂
て、お菓子を食べられるなんて久し
﹁ こ ん な に ゆ っ く り お 風 呂 に 入 っ
上げていた。
マ同士が久々の解放感に喜びの声を
菓子を片手に、同世代の子を持つマ
ら な い。実 績 を 積 ん だ 後 に は、市
継続的なものにしていかなければな
らった。この活動は1回だけでなく、
割以上から﹁満足﹂という回答をも
してくれ、来場者アンケートでは9
今回大人 人、子ども 人が参加
い、我々メンバーも胸が熱くなった。
午後
ンバーが集めた情報を元に、尼崎市
中野区託児銭湯の発起人や中野区長
時、スイーツバイキングではお
う子も。そんな子どもたちに後ろ髪
内にある和菓子メーカーのアウト
もSNSで拡散してくれた。発表当
られた。スイーツバイキングではメ
レット、三田市のチョコレート工場
材を活用し、見栄えがするように工
しい春の日だ。朝8時 分、 莱湯
12
夫した。 莱湯の女将は営業時間外
11
宅まで託児スペースとして開放し、
てくれただけでなく、銭湯に近い自
の銭湯を入浴料のみで貸し切りにし
を整えた。
の持ち場で初めての奉仕活動の準備
にクラブメンバーが集合。それぞれ
会った子同士がもう仲良く遊び、元
託児スペースでも、さっき初めて
きゃだめだから﹂
し、お菓子は子どもに隠れて食べな
て い き た い。子 育 て し や す い 未 来
で、尼 崎 だ け で な く 全 国 に も 広 げ
え て い る。そ し て ラ イ オ ン ズ の 力
の助成や協賛企業も募りたいと考
28
時、予約のママと子どもたちが
20
保育士も紹介してくれた。メンバー
30
地元のラジオネットワーク﹁兵庫エ
得た。事業のPRでは、メンバーが
た。紙芝居ボランティアにも協力を
ンバーの家族も無償で協力してくれ
の友人の整体師と、看護師であるメ
ママと離れるのが心配で泣いてしま
喜々として入ってくる子もいれば、
スではたくさんのおもちゃを見て
来てくれた親子もいた。託児スペー
次々と来場。中には遠く姫路市から
だ帰りたくない!﹂
﹁ ママが迎えに来てくれたけど、ま
楽しかった!﹂
﹁ 紙芝居を自分で読ませてもらえて
気な声が響きわたった。
い。
︵ 年入会/ 歳︶
一緒に託児銭湯の輪を広げてほし
持 っ た ク ラ ブ の 皆 さ ん に は、ぜ ひ
け に な り た い。こ の 活 動 に 興 味 を
を 創 る た め に、ま ず 我 々 が き っ か
2024 年夏号
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