ライオン誌日本語版2024年夏号

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|奉仕活動
能登半島地震被災地に元気を届けたい!
大阪府・北摂未来ライオンズクラブ
半島地震被災地の石川県輪島市門
前町にある總持寺祖院に向けて大
阪を出発した。北摂フードトラッ
ク協会と北摂未来ライオンズ クブ ラ
(西村紀彦会長/25人)との合同
企画事業だ。
事業の目的は 「被災地に元気を
届けたい。少しでも笑顔になって
ほしい」ということ。そこで炊き
出しに加えて、つらい現実を一瞬
でも忘れて楽しんでもらいたい
と、輪投げやゲームなどの縁日も
開催した。キッチンカーでは、ク
レープやドーナツ、
ポテトなど「楽
しさ」を感じてもらえるメニュー
を提供。人々の顔に笑顔が生まれ、
あん ど
その横顔を見て私たちは少し安
した。
そんな中、一人のおばあちゃん
が 「家がなくなってしまって、今
日はやっと避難所から外に出られ
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が 「元気を届ける」を胸に、能登
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4月2日深夜、キッチンカー6台
理事/河野昭夫
面だけでなく、復興に向けて動き
出す地元の人たちを応援するソフ
ト面の支援が必要だ。今後も出来
る限りの支援活動を続けていこう
と、メンバー一同決意を新たにし
た。
たよ。ありがとう」
と話しかけてくれ
た。逆境から前に
進み始めているの
を感じた。おばあ
ちゃん、がんばっ
てや!
支援活動は緊急
対 応 か ら 次 の
フェーズに移り、
物資などのハード
45周年記念アラート事業 避難所案内看板設置
岡山県・倉敷西ライオンズクラブ
いる。2018年7月の西日本豪雨で
は倉敷市真備町も甚大な被害を受
けた。
倉敷市ではこうした災害に備え
て各所に指定避難所を設置してい
るが、災害の種類によって避難所
の適不適があり、最寄りの避難所
が必ずしも安全な場所ではない
ケースも生じる。そこで倉敷西ラ
イオンズ (平岡秀樹会長/47人)
クラ
ブ
は結成45周年記念
事業の一環として、
そうした各避難所
の適正が一目で分
かるような案内看
板を設置した。
幼稚園や小中学
校、公民館や公共
施設などの指定避
難所37カ所に設置
した案内看板には、
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規模災害が毎年のように発生して
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近年、地震や大雨などによる大
MC委員長/山本達也
避難所の適正が一目で分かるピク
トグラムが表示されている。学校
で設置作業を行っている時には子
どもたちが集まってきて興味深そ
うに眺めていたので、防災教育や
防災意識向上にも役立てられると
思う。
新倉敷駅前と溜川公園に設置し
た避難場所総合案内看板には、指
定避難所の場所、100年に一度の
規模の水害・土砂災害が発生した
場合の想定浸水範囲や土砂災害警
戒区域が分かりやすく色分け表示
されている。設置が完了すると早
速、散歩中の近隣住民が看板を指
さしながら話し合う光景が見られ
た。
LION
2024 年夏号 22
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