ライオン誌日本語版2023年夏号

- ページ: 22
- 335-B 西尾良典(大阪北/2003年)
334-D 小出進(石川県・金沢兼六/1996年/74歳)
334-A 木野村好己(愛知県・春日井中央/1986年/73歳)
新型コロナもようやく収束
新型コロナがパンデミック
私は1986年にライオンズク
を迎え、社会も環境も新しく
を引き起こし、世界的な大き
ラブに入会し、在籍37年にな
変貌しつつあります。今後は
な変化が起きている中で、奉
りました。入会時には理解し
デジタル化の推進と共にSDGs
仕活動も地域から国境を越え
きれなかった奉仕の精神も、
に取り組み、コミュニティーと協働しなが
た人道支援へと変化しています。一人の力
長い歳月を経て理解出来るようになりまし
ら、多様化する社会のニーズに対応しなけ
は小さくても、点が「わ」になり、「わ」
た。
ればなりません。そのために自らが変革を
が面となって更に広がり大きな力となりま
会社は、社会やステークホルダー(利害
進め、チェンジ・リーダーとして、変化する
す。地域にとってインパクトのある奉仕団
関係者)に支えられて成り立っており、そ
環境に対応しながら社会奉仕の実現を目指
体となるよう、ガバナーとしての役割を務
の頂点に立っているのが経営者やリーダー
します。ライオンズのブランド力を高め、
めます。「We Serveでつなげよう人と世
です。その経営能力と社会奉仕のバランス
活動出来るメンバーを増やすこと、影響力
界に奉仕の『わ』∼Reconstruction∼再構
が、人格を作り、人から尊敬され、ひいて
のある奉仕を行い、地区を活性化すること、 築」をスローガンに、新たな時代に適応す
は会社の成長につながります。ライオンズ
次世代のリーダーを育成することがより良
るクラブに変化することを期待しています。 クラブでも、組織の成長につながる人材の
き未来の実現に重要です。
335-C 山本忍(滋賀県・栗東/1995年/71歳)
ガバナー・テーマを
育成を行っていきます。
334-E 喜多友一(長野県・上田城南/2000年/68歳)
世界では新型コロナの感染
334-B 川嶋冨士雄(三重県・四日市中央/1989年/82歳)
私は元来「シャレ者」であ
「CHANGE! 3E」としまし
状況が落ち着いてきている中、
る。派手なネクタイや背広を
た。コロナ禍の時代を一つの
日常生活を取り戻そうとして
好んだ。周囲の人たちは「オ
転換期と捉え、「燃える・魅
います。今、世界が変わろう
シャレネ」と言いつつ、「顔
せる・楽しむ(Exciting・Entertainment・
としています。また日本も変わろうと、皆
はシャナイネ」と付け加えるのも忘れなか
Enjoy)
」ことの出来る活動を展開していき
が試行錯誤を重ねながら努力しています。
った。外見はともかく中身を磨かなくては。
ます。新型コロナの猛威は3年を経て、社
我々ライオンズも変わらなければ、いや変
先日、生まれて初めてタキシードを着た。
会活動にようやく明るい兆しが見え始めて
えなければなりません。原点に戻り、なぜ
「007」のジェームズ・ボンドみたいだ。も
います。今も地域にはライオンズの活動を
ライオンズクラブの会員になったのかを思
ちろん、顔は別だが。これを20∼30年前に
待っている人がいます。そのためにも早期
い出しましょう。感謝の気持ちを忘れずに、 着たかった。若いメンバーに告げたい。地
に活動を再開し推進しなければなりません。 奉仕活動を通して仲間を増やすことが重要
区ガバナー就任は60代に済まそう。私はこ
メンバーの「やる気」と「士気」、そして
だと考えます。熱い情熱のあるライオンズ
の一年、全力を捧げる覚悟だ。
「質」の向上を図り、地域を支える力とな
クラブになるよう努力し、皆様と一緒に邁
「タキシード 顔はシャナイネ 遠花火」
るよう全力で取り組んでまいります。
進してまいります。
335-D 廣田晃一(兵庫県・姫路中央/1998年/56歳)
335-A 山中健(兵庫県・芦屋/1993年/73歳)
不死翁
334-C 前田磨(静岡県・三島/2002年/61歳)
私たちは100年以上にわた
ライオンズクラブに入会し
経済動向や自然環境、また
り「奉仕」で世界に貢献して
て30年。月2回の例会が待ち
教育・福祉・医療分野における
きました。パンデミックが収
遠しくなるほど、ライオンズ
目まぐるしい変化の中、我々
束した今こそ「We Serve」
大好き人間です。ただ前職の
ライオンズクラブが置かれて
の精神と「またみんなで集まって、たくさ
関係で地区役員の経験はほぼなく、戸惑い
いる環境も、メンバーの高齢化や地域間格
んの奉仕を創っていこうよ!」という思い
と不安を感じています。しかし幸いなこと
差による人口減少に伴うクラブの衰退など
を込めて、スローガンを「100」としまし
に、335複合地区内を始め35人の同期ガバ
問題山積です。地域も企業・組織も生き残る
た。ガバナー・テーマは「不易流行 恩送
ナーがしっかりとした絆で結ばれた状態で
ためには、環境の変化にいかに対応(順
り」。今後も熱い奉仕を進化させ、その感
スタートし、心強いです。会員増強は喫緊
応)出来るかが鍵になると言われます。本
動と感謝の全てを希望に満ちたこれからの
の課題です。「『輪と話と和』輪になって よ
年度我々は「変革への順応 未来を拓く
世代に「恩送り」が出来れば、ライオンズ
く話し合って和やかに」をガバナー・テーマ
『We Serve』の絆!」のスローガンの下、
はますます地域を照らす光になるとの思い
に、クラブを楽しく魅力あるものにして会
時代のニーズを捉え、さまざまな環境に順
を込めました。奉仕のインパクトに全力で
員減少を食い止め、皆の力で会員増強を果
応し、今まで以上に積極的に奉仕事業に取
邁進する所存です。
たし、会員満足度を上げていきましょう。
り組んでいきたいと思います。
LION 2023年夏号
22
- ▲TOP