投稿リポート 重い病と闘う子どもに
3クラブで玩具を寄贈

重い病と闘う子どもに3クラブで玩具を寄贈

今年1月、守山市にある滋賀県立総合病院と、地域の小児科では診られない重症心身障がい児及び高度な小児医療を必要とする子どもの治療を担ってきた小児保健医療センターが統合され、一つの病院となった。草津ライオンズクラブ(髙田裕子会長/108人)、近江守山ライオンズクラブ(林晃司会長/68人)、水口ライオンズクラブ(大福修平会長/44人)は3クラブ会長の協議により、総合病院に対する玩具の寄贈事業を計画した。

個々のクラブが拠出出来る事業費には限りがあるため、2024年10月27日には、楽しみながら資金を獲得すべくチャリティーソフトボール大会を開催。併せて、LCIFシェアリング交付金を申請して事業資金を調達した。

5月16日、子ども用長いす2台、木製ハウス、ままごと道具を寄贈。寄贈した品は病院の待合所に設置され、診察を待つ子どもたちが遊ぶスペースが出来た。つらい闘病生活の中で、子どもたちが笑顔になれる時間が増えることを祈っている。

3クラブが同時にシェアリング交付金を申請して一つの事業を実施するのは国内では初めてとのことで、オセアル調整事務局、335-C地区(京都府・滋賀県・奈良県)の協力の下、実現することが出来た。

2025.06更新(草津ライオンズクラブ青少年交流委員会委員長/小野寺秀史)

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