投稿リポート みんなですすめよう
ゼロカーボン

みんなですすめようゼロカーボン

2021年、草津市は市議会と共同で「草津市気候非常事態宣言」を行い、ゼロカーボンシティーを表明した。これは、市を挙げて2050年までに二酸化炭素実質排出量ゼロにするという行動目標を示し、地球温暖化による気候変動に対する危機意識を市民皆で共有することで、脱炭素社会を実現させようというものだ。

ライオンズクラブでは環境保全を重点分野として掲げていることから、草津ライオンズクラブ(梅山克啓会長/142人)は今年度、ゼロカーボンの啓発活動をメイン事業に定めている。10月14日には草津市立ロクハ公園で、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)のクラブシェアリング交付金を活用して、子どもたちを対象とした啓発イベント「みんなですすめよう ゼロカーボン」を開催した。

当日は「おしりたんていショー」や、びわこ成蹊スポーツ大学の協力による「身体をうごかして考えようゼロカーボン」、間伐材を使ったパズル工作、クイズラリーなどで大いに盛り上がった。また来場者全員に、啓発品として四つ葉のクローバーの種を配布した。メディアの取材もあり、当クラブの活動をPRする良い機会にもなったと思う。

この事業が、子どもたちから家庭へ、そして学校へ、地域へとゼロカーボンの意識を広げるきっかけとなり、参加した子どもたちが大人になる頃にはゼロカーボンが達成され、地球温暖化問題が解決されていることを心から祈っている。また当クラブは、草津市との環境保全の連携・協力に関する協定を締結した。これからも市と協力し合って、今まで以上に地域の環境保全活動に邁進していきたい。
 
2023.10更新(幹事/小川秀将)

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