投稿リポート 第12回
森林浴ウォーキング大会

第12回森林浴ウォーキング大会

鳥取いなばライオンズクラブ(小坂宏冶会長/91人)は5月11日、森林公園「とっとり出合いの森」で第12回森林浴ウォーキング大会を開催した。前日まで不安定な天気予報だったが、雨に降られることなく、参加者が出発する頃には日差しも出て、絶好のウォーキング日和となった。参加者数は過去最高の394人。開会式では開会宣言、会長あいさつ、来賓あいさつに続いて、全日本ノルディック連盟のインストラクターの指導の下、ストレッチ運動を行った。

大会には山道を歩くトレッキングコースと初心者コースがある。今回は近年各地で発生している滑落事故を踏まえ、トレッキングコースの参加者には受付時の入山チェックとゴール時の下山チェックを厳守してもらい、全員の無事を確認出来るようにした。スタート地点からは、トレッキングコース参加者、初心者コース参加者の順に、約30人のグループになって進む。参加者は笑顔いっぱい、楽しい会話と共に、新緑の中へと一歩を踏み出していった。

昨年は雨の影響で、山道を歩くトレッキングコースは中止して全員初心者コースとしたため、物足りなさを感じた人も多かったようだ。今年はトレッキングコースを思う存分歩いてもらうことが出来、先導する当クラブ会員のペースが遅く、追い抜かれてしまう一幕もあった。

約1時間後、ゴールした参加者は、テイクアウトの昼食を購入するために続々と屋台に向かい、汗をかいた後の楽しい食事タイムを楽しんでいた。当クラブの資金獲得事業として出店しているが、提供する食事の数量は天候に左右されるため、毎年悩みの種となっている。今年は事前に参加者にアンケートを実施したが、予想以上の購入があり、販売開始後すぐに完売状態となる店舗もあった。次回以降の改善が課題である。

大会の開催に当たっては、1年前から担当する地域奉仕委員会が準備を進め、直前には環境保全委員会を中心に「出合いの森」の清掃活動を実施する。会員によるテイクアウト屋台の出店も含め、前日と当日の準備には会員50人以上が参加する。当クラブのメイン活動は、今年も無事終了。参加者全員が元気にゴール出来たことが何よりであった。

2025.06更新(地域社会奉仕委員長/山根康寛)

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