投稿リポート 20回目を迎えた
中津みなとふじまつり

20回目を迎えた中津みなとふじまつり

4月27日、中津沖代ライオンズクラブ(63人)は、中津市の田尻緑地公園で記念すべき「第20回中津みなとふじまつり」を開催した。

この祭りは、大阪福島ライオンズクラブとの姉妹クラブ交流事業から生まれた。中津沖代ライオンズクラブから「豊後梅」を、大阪福島ライオンズクラブからは「野田藤」を贈り合うという交流の中で、贈られた野田藤を植える場所を中津市から提供してもらった。その後、クラブで藤を購入して藤棚を増設。「市民の皆さんにきれいな藤の花を見ていただこう」「春は祭りが少ないので、我々で新たな祭りを始めよう」などと議論を重ねた末、2002年に第1回のふじまつりを開催した。

当初はクラブメンバーが飲食ブースを出して来場者をもてなしていたが、コロナ禍による3年間の中断を経て、再開後は地域のキッチンカーや、飲食・物販のマルシェに参加してもらうなど、形を変えて開催している。

再開した一昨年、昨年はあいにくの雨天だったが、今年は晴天に恵まれ、過去にないほど多くの来場者でにぎわった。会場にはダイハツ車輛(しゃりょう)運搬船の見学や、自衛隊の「ちびっこ水兵さん」試着体験、射的などのブースを設け、ステージ広場では地元の各団体が書道パフォーマンス、吹奏楽、太鼓、ダンス、空手演武、よさこい踊りなどさまざまな演目を披露して、来場者を楽しませた。

今後も地域の皆さんに楽しみにしていただけるイベントを目指すと共に、「見事な藤だ」と言っていただけるように、会員一同、藤の剪定(せんてい)や手入れ、藤棚の整備に努力したい。そして、来年も晴天の下での開催を信じて準備を進めていきたい。

2025.06更新(会長/猿渡義孝)

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