投稿リポート ボーイスカウトと合同で
砂丘海岸清掃

ボーイスカウトと合同で砂丘海岸清掃

鳥取いなばライオンズクラブ(池谷勇治会長/91人)は9月24日、昨年に続いて日本ボーイスカウト鳥取連盟(森脇昇会長)との合同で、山陰海岸ジオパークの一部を形成する鳥取砂丘海岸の福部町エリアで清掃を行った。ライオンズの会員及び家族ら約30人とボーイスカウト連盟・関係者130人が参加して、にぎやかな清掃活動となった。

当日は10時にオアシス広場で開会式を実施し、池谷会長と森脇会長のあいさつでスタートした。今年は8月に発生した台風7号が東海や近畿、中国地方を中心に記録的な大雨をもたらし、鳥取県東部も大きな被害を受けて、海岸にはたくさんの木片やゴミが打ち上げられていた。木片等は行政が冬に回収すると聞いていたので、プラスチックや、ビン、紙ごみなどを中心に拾った。その総量は昨年よりも多かったように思う。海岸の砂の移動もあったようで、埋もれている網などを子どもたちが力を合わせて引き抜く姿もあった。また、バーベキューをした後、機具をそのまま放置し、ゴミは砂の中に埋めてしまうなど困った事例も見受けられた。

1時間ほどで作業は終了。思ったほど暑くなく、気持ちの良い海岸清掃となった。清掃区域もちょうど良い広さで、きれいになった一帯を見て達成感を得た。閉会式ではライオンズクラブとボーイスカウトの双方から、互いにねぎらいと「日頃から環境問題を意識しましょう」といった言葉があった。閉会後には清掃でペコペコに減ったおなかをパンとジュース、茶で満たして、充実した半日の活動を終えた。
 
2023.09更新(環境保全委員会理事/大田斉之)

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