ライオン誌日本語版2025年冬号

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- 町づくり事業とライオンズ
筏 洋介︵福井県 武・生セントラル︶
樹木の植樹などを行っています。武
クラ
生セントラル ライオンズ ブ
は 年、
年消防クラブがあり、市内 の幼稚
二つ目は、フードドライブ事業で
共に活動するようになりました。
たのをきっかけに、毎年桜の季節に
﹁桜1万本プロジェクト﹂で協働し
が、 、 年は新型コロナウィルス
れあいプラザ﹂を共催していました
クラ
ンズ ブ
は防災体験イベント﹁防災ふ
合、そ し て 武 生 セ ン ト ラ ル ラ イ オ
ます。幼年消防クラブと南越消防組
園・保育園・こども園が参加してい
す。たけふ市民の森ワークショップ
た。 年 月には武生市NPO活動
ろな会議に呼ばれる機会がありまし
おり、市のまちづくり関連でいろい
設立時、私はその事務局長を務めて
した。園児たちに防火ポスターを描
て生まれたのが防火ポスター事業で
来ませんでした。そこで代替案とし
感染拡大の影響で開催することが出
ることになるとは考えていませんで
ライオンズのアクティビティに関わ
に携わってきていますが、これらが
たってさまざまなボランティア活動
島和彦環境政策委員会委員長︵武生
みます。当時の武生青年会議所の北
域環境の改善や地域活性化に取り組
民・企業・行政の三者が連携して地
まった実践的な環境改善活動で、住
クとは1980年代にイギリスで始
﹁NPO法人のっぽえちぜん﹂
︵私は
ろな経緯を経て研究会は 年7月に
市民活動交流室がオープン。いろい
これを元に 年1月に武生市NPO
委嘱され、報告書を作成しました。
調査研究会発足に当たり委員として
で行われるため、多くの来場者親子
があり、3歳児検診なども同フロア
階には親子連れでにぎわう室内広場
階の通路に展示するというもの。3
ぜんが入居する市民プラザたけふ3
いてもらい、
NPO法人のっぽえち
が立ち上がりました。グランドワー
した。図らずもライオンズとのつな
に見てもらうことが出来ました。
づくり室長を務めていました。この
年当時、私は武生青年会議所でまち
万本プロジェクト﹂です。1998
木の一つである桜の植樹事業﹁桜1
まず一つ目は、日本を代表する樹
したいと思います。
験の場にしたいという狙いがありま
生市︵現・越前市︶の町づくりの体
の方を巻き込み経験してもらい、武
織設立から事業の実践までより多く
役となるトラストと呼ばれる専門組
した。計画の目的には、三者の仲介
長︶も共にグランドワークを学びま
バーの企業からも不定期に食品を提
を得ています。更にライオンズメン
品提供を受けて以来、継続して協力
ており、 年 月に武生ライオンズ
応援+食品ロス削減事業に力を入れ
援する役割を担っています。子ども
分野で市民活動を行う団体などを応
活動も含め、こうしたつながりを大
はこれからもライオンズクラブでの
指して手を取り合ってきました。私
私が関わってきた各団体とライオ
た。
開され、ポスター事業は終了しまし
年度からは防災ふれあいプラザが再
からフードドライブ事業として食
切にして生かしていきたいと思いま
クラ
ブ
供していただいています。
︵ 年入会/ 歳︶
す。
越前市には防災思想の普及を図るこ
三つ目が、防火ポスター事業です。
ンズクラブはより良い町づくりを目
年の2月、 年間ほど利用されずに
した。そのために設立された組織が
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とを目的に少年少女で結成される幼
14
60
たけ ふ
放置されていた村国山スキー場跡地
﹁た け ふ 市 民 の 森 ワ ー ク シ ョ ッ プ﹂
人ほどの会員がおり、
に花や木々を植えて、村国山 山公
クラ
ブ
理事長を拝命︶となり、さまざまな
ライオンズクラブに入会して早
31
です。私が副会長を任された同組織
余年にわ
22
園へと続く市民の憩いの場として整
年 が 過 ぎ ま し た。私 は
21
には現在も
23
21
備する、これを﹁グランドワーク﹂
毎月第3日曜に遊歩道の整備、花や
22
2025 年冬号 34
LION
19
の今期会
00
セントラル ライオンズ
10
がりが生まれた三つの活動をご紹介
11
02
20
の理念に基づいて行う、という計画
20
10
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