ライオン誌日本語版2025年冬号

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- 特集:少人数クラブ
﹁らしさ﹂を生かす
山形県・鶴岡ナ イ ス フ ェ ロ ー
ラ イ オ ン ズ
クラ
ブ
り、当クラブが担当するのは鶴岡市
内の中心部を流れる内川の、大泉橋
を起点とした約500㍍の区間。大
地域への熱い思い
茨城県・利根ライオンズ
クラ
ブ
泉橋のたもとにはかつて酒田行きの
︵矢口浩一会長/ 人︶
とは難しい。その分、どうしたらメ
手や経費が必要な事業を主催するこ
で は、多 く の 人
会 員 数 が 少 な い 鶴 岡 ナ イ ス フ ェ
えた。
の整備を行い、土手には桜の木も植
回程度の草刈りの他、花壇や土留め
ちに楽しんでもらいたいと、月に2
では川沿いの遊歩道を散策する人た
役に立ちたいという思いで、献血活
いる。地域や社会をより良くしたい、
雰囲気が良く、円滑な運営が出来て
バー同士の交流が密で、クラブ内の
小さな町の小さなクラブだが、メン
クラ
は利根町という
利根ライオンズ ブ
的に参加、協力するようにしている。
や、地域のイベントや祭りにも積極
止教室開催などソーン内の合同事業
奉仕活動においては、薬物乱用防
人数の多い日時を調整する。
夜の例会は、日程にとらわれず参加
LINEを活用し、月2回ある昼と
ぐり﹂だ。毎年1月に開催し、最盛
余年前に始めたのが﹁とね七福神め
より多くの人々に知ってほしいと
健康促進に加え、利根町の魅力を
援金を募った。
道支援募金や石川県能登豪雨災害義
けて募金活動も行い、ウクライナ人
ンズの活動をPRするスペースを設
利根町で育ったメンバーも多いこ
してもらう。
りない時は、メンバーの家族に協力
いる。他にもアクティビティ実施時
カウトに道案内役を務めてもらって
七福神めぐりでは、利根ボーイス
い。
楽しみにしているという参加者も多
ラブが振る舞う甘酒や豚汁を、毎年
の意味で、参加者は里親のような心
ト事業だ。アダプトとは英語で養子
塚といった見どころも紹介してい
ゆかりの梅の木や、縄文後晩期の貝
社では七福神だけでなく、徳川家康
もある。
りで声をかけ、入会が実現したこと
人、また地元の先輩や後輩のつなが
元商工会や青年会議所を卒業した
2025 年冬号 16
LION
船着き場があり、松尾芭蕉がここか
ンバー一人ひとりの得意分野を生か
メンバーそれぞれが多くの人との
動や利根町地場産業フェスティバル
︵安野良明会長/ 人︶
し、我がクラブらしさを発揮出来る
つながり、仲間作りを大切にし、声
への出店を行っている。
ら乗船したと言われている。クラブ
か、模索を続けている。
をかけ合うことで、地域で愛され、
最近のフェスティバルではフライ
クラブが参加している地元の特徴的
期には400人、近年は100人余
とから、会員増強の取り組みでは地
クラ
ブ
少人数クラブの強みは、メンバー
必要とされるライオンズになれるよ
ドポテトなどの販売と共に、ライオ
な取り組みが、
﹁山形県ふるさとの
りが全長 ㌔のコースを歩く。各寺
持ちで川の保全に取り組む。県全体
る。休憩ポイントやゴール地点でク
30
では500以上の団体が登録してお
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にクラブメンバーだけでは人手が足
川愛護活動支援事業﹂というアダプ
ロー ライオンズ
のつながりが深く、密な情報交換を
う努力している。
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行いやすいこと。会員間の連絡には
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