ライオン誌日本語版2025年冬号

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- 組む三原薬剤師会と提携し、201
診断のリスクを測定する活動に取り
市の委託事業として薬局内で糖尿病
施している。市民の健康を守ろうと、
市民が集まる祭りの日に合わせて実
とを目的に企画し、駅周辺に多くの
を防いで医療費削減にも貢献するこ
につなげると共に、重症患者の増加
われた。糖尿病の早期の発見・治療
この日は薬剤師6人によって 人
した。
呼びかけや、会場への案内に汗を流
バーは駅前と祭り会場での市民への
負担や当日の会場設営を担当。メン
る。クラブは必要な資材などの費用
活習慣に関するアドバイスを提供す
に測定する値︶を測り、薬剤師が生
事と採血時間との時間関係を問わず
︻取材︼河村智子
糖尿病リスク測定で市民の健康を守る
広島県 三
・ 原浮城ライオンズクラブ
糖尿病は、ライオンズクラブ国際
協会が掲げる八つのグローバル重点
分野の一つ。糖尿病の有病者数が増
加の一途をたどる状況を受け、世界
各地のクラブがさまざまな啓発活動
月9日、
や患者支援などに取り組んでいる。
三原浮城まつり当日の
人︶による糖尿病リスク測定が行
ラ
浮城ライオンズ ブク︵
石本栄次会長/
﹁うきしろロビー﹂の一角で、三原
JR三 原 駅 構 内 に あ る 観 光 案 内 所
11
会場では、指先から採取した少量の
月の血糖の状態を正確に反映する。
診断の重要な指標で、過去1∼2カ
測定するのはHbA1c。糖尿病
4年に開始した。
るようしっかりと指導が行われた。
い人に対しては、予防行動につなが
目標を立ててもらった。リスクの高
だったが、全員に食事と運動の改善
的若かったこともあり8割は正常値
の測定を実施。平均年齢 歳と比較
64
血液でHbA1cと随時血糖値︵食
2025 年冬号
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