ライオン誌日本語版2024年秋号

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- パティ・ヒルLCIF理事長インタビュー
2024年9月
日 愛知県名古屋市
星野勝美︵ライオン誌日本語版委員会委員長/群馬県・太田ライオンズクラブ︶
機会を得られて光栄です。多くの活動があ
﹁本当にさまざまなすばらしい事業を見る
付金事業はありますか?
問された中で印象に残っているLCIF交
││昨年度、国際会長として世界各地を訪
に対する感謝を伝えることです﹂
ンズ会員に長年にわたるLCIFへの支援
﹁日本訪問の第一の目的は、日本のライオ
││今回の訪問の目的をお聞かせください。
こなす理事長に、今期の取り組みについて
金事業の視察や表敬訪問など多忙な日程を
おいて公式訪問が行われた。滞在中、交付
屋市の名古屋マリオットアソシアホテルに
ル理事長が来日し、9月 日、愛知県名古
今期はLCIFの舵取りを担うパティ・ヒ
分に何が出来るか?という問いに対する答
の裏側で起こった地震や山火事に対して自
を差し伸べる機会を与えるものです。地球
く離れた場所で支援を必要とする人々に手
仕に力を与えると同時に、寄付を通じて遠
ることです。
LCIFはライオンズが行う奉
項は、新会員に向けてLCIFの教育をす
IFコーディネーターにとっての最優先事
員、レオが増えていきます。そのためLC
5で会員増強に取り組んでおり、新しい会
﹁私たちライオンズは今、ミッション1・
ことに取り組もうとお考えですか?
││財団の更なる充実に向け、どのような
つです﹂
さんの寄付があって実現していることの一
ています。これも、日本のライオンズの皆
は助けることが出来なかった命が助けられ
プとのパートナーシップにより、これまで
て﹃ラ イ オ ン ズ﹄は 会 員 を﹃LCIF﹄は
時にとても便利なものです。私たちにとっ
オンズ以外の人たちに私たちについて語る
﹁新しいブランドは、パートナー組織やライ
どんな効果があったでしょうか?
インターナショナル﹂が導入されました。
組織を合わせた新ブランド﹁ライオンズ・
││昨年は、国際協会とLCIFの二つの
項の一つです﹂
こうしたパートナーシップの拡充も優先事
共に活動する国や地域を増やしています。
ジョンソンと長年の協力関係にありますが、
ます。視力の分野ではジョンソン・エンド・
料支援プロジェクトを拡張することが出来
ナーシップを結びました。これにより、食
は新たに国連食糧計画︵WFP︶とパート
奉仕を強化したいと考えています。私たち
もう一つ、グローバルなパートナーとの
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2024 年秋号 14
LION
ライオンズの奉仕に力を与えるLCIF
◎インタビュアー
りますが一つ挙げるなら、ウガンダで訪問
えが、
LCIFへの寄付なのです。ですから、
資金を意味しますが、外部の人たちが提携
の生存率向上を目的としたグローバルホー
2023︲ 年度国際会長の任務を終え、
した小児がん病院です。ここでは、ライオ
例えば毎年100㌦を寄付することは、一
話を聞いた。
ンズの手で文字通り命が救われているのを
したいのはその両方です。ですから﹃ライ
公式訪問の式典でスピーチを行うヒル LCIF 理事長
(写真提供/ 330-B 地区)
つの機会、チャンスなのです。
かじ
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目にしました。アフリカでの小児がん患者
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