ライオン誌日本語版2024年夏号

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- 特集:能登半島地震Ⅱ
復興の歩みを支えたい
能登半島地震の発生から半年余り。被災者の生活再建が遅々として進まない中、
ライオンズクラブは地域の復興に向けた歩みを支えようと活動を続けている。
被災クラブの現況と、支援活動の報告をお届けする。
4 月下旬、地震で亀裂が入るなど大きな被害を受けた輪島市の「白米の千枚田」では、田植えの準備が進んでいた
(写真提供/ラオイン齋藤友希<埼玉県・戸田ライオンズクブラ>)
4月初旬、ライオン誌日本語版委
員会の5人︵藤谷文雄委員長、団英
男編集長、三枝久夫委員、上田隆政
記事はウェブマガジン5月号掲載︶
。
この特集では、4月の取材以後の
クラ
輪島ライオンズ ブ、
D
‐地区、日
本ライオンズ・アラート委員会の動
きをお伝えする。
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2024 年夏号 10
LION
委員、渕野二三世委員︶が能登半島
地震の被災地を取材した。
被災地への道中、地震のすさまじ
さと、手付かずのままの倒壊家屋の
多さを目の当たりにした一行は、ま
ず輪島市を訪問。厳しい状況下で1
人の退会者も出したくないと奮闘す
クラ
る輪島ライオンズ ブ
の小森紀史会長
に話を聞いた。続いて被害状況の説
クラ
ブ
寄贈の軽ト
明を受けた輪島市社会福祉協議会で
は、岡 山 ラ イ オ ン ズ
ラックが被災者支援に活躍。またこ
能登﹂
︵本号
㌻参照︶が
の日、市内では B
‐地区︵大阪府・
和歌山県︶による﹁キッチンカーキャ
ラバン
て
D
‐地区︵富山県・石川県・福
井県︶が用意した軽トラックには大
ニ ッ ト が あ り、
LCIF交 付 金 を 得
オンズが設置した仮設シャワーユ
ミュニティセンター。敷地内にライ
次 に 訪 れ た の は 能 登 町 の 斉 和 コ
21
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実施されていた。
in
量の支援物資が積まれていた︵取材
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