投稿リポート 初夏の海岸で
大学生と一緒に清掃活動

初夏の海岸で大学生と一緒に清掃活動

新潟ノース ライオンズクラブ(武田浩昭会長/59人)は6月18日、新潟市北区の島見浜海岸で、クラブ会員と新潟医療福祉大学の大学生、教員及び職員ら総勢85人による海岸清掃を実施した。同大学との合同清掃は昨年から実施しており、今回が2回目。当日は初夏の日差しが強かったものの心地よい海風が吹く中、2時間にわたって作業を行った。

当クラブと新潟医療福祉大学との関わりは、新型コロナ感染拡大の中で実施した「ライオンハートを食卓へ大作戦」という事業で、学生寮で生活する大学生の皆さんにタレカツ弁当600食を提供したのが始まりだ。感染防止のために多くの制約を受ける中、「出来ない理由探しをする前に、出来る方策を考えよう!」を合言葉に、会員の前向きな努力によって事業を実現し、大学生の皆さんに大変喜ばれた。そして、コロナ禍が落ち着いたらライオンズと一緒に奉仕活動を行おうということになり、合同の海岸清掃を実施するに至った。

「Z世代」と呼ばれる若者たちは、普段の生活の中で大人と接する機会が少なくなっていると言われる。地域の大人であるライオンズと共に海岸清掃に取り組んだ大学生は、自然の中で爽快な気分を味わいながら、普段の学生生活とは異なるコミュニケーションを経験したようだ。我々ライオンズにとっても刺激になり、何よりも楽しく活動することが出来た。清掃終了後のミーティングでは、参加者の皆さんにライオンズクラブの歴史や活動方針について説明し、また彼らからの質問に回答した。

当クラブでは夏祭りに模擬店を出し、アイバンク登録の啓発活動や薬物乱用防止のPRグッズ配布を行っているが、大学生の皆さんはこの活動にも参加してくれることになっている。将来的には新潟医療福祉大学でのレオクラブ結成を目指し、準備を進めているところだ。学生時代から奉仕活動に取り組んでもらうことは、未来のライオンズ会員の育成にもつながると考えている。

2023.07更新(環境保全委員長/川﨑寛)

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