投稿リポート クラブ例会で
ウクライナ避難家族支援

クラブ例会でウクライナ避難家族支援

倉敷西ライオンズクラブ(平井弘明会長/44名)は、4月27日に開催したクラブ例会に、ウクライナから戦火を逃れて岡山に避難している2家族とその支援家族を招待した。例会は、メンバー全員が起立して拍手で歓迎する中をウクライナの方たちが入場し、ウクライナ国歌と君が代を斉唱してスタートした。

招いたのは次の7人。避難者のオリガ・アザレンコバさん(36歳)と娘のソフィアちゃん(6歳)、そしてガリーナ・ダヤチェンコさん(72歳)。ガリーナさんの娘で日本在住の池田タチアナさんと孫のハリー君、その友人の荻野タチアナさんとミラちゃん親子。全員、今年1月29日に開催したサムライ支部結成5周年記念企画の雪育プロジェクトにも参加してくれた方たちだ。

会長のあいさつ、ウクライナ人参加者紹介の後、地元ケーブルテレビで放映された雪育プロジェクトの特別番組(30分)のDVDを鑑賞。子どもたちは自分の姿が映るたびにとても喜んでいた。その後、オリガさんと池田タチアナさんに日本語でスピーチをしていただいた。二人とも日本で受けた数々の支援に感謝すると共に、「ウクライナは必ず勝利する」と力強く述べられた。

続いて平井会長から、避難者2家族へ支援金8万円ずつを贈呈した。この原資とするために事前に支援カンパを募ったところ、メンバーだけでなく企業や団体、個人などから合計18万1000円もの浄財が集まった。結果として、支援金とは別にお渡しした交通費など招待にかかった経費も全額カンパで賄うことが出来、ライオンズの信頼の厚さと、人々の気持ちを形に出来るすばらしさを再認識させられた。

その後食事と歓談の時間となったが、ガリーナさん以外は皆さんかなり日本語が上手で会話が弾み、有意義な国際交流になったと思う。最後には皆で手をつなぎ大きな輪を作って「また会う日まで」を歌い、全員で記念写真を撮影してお開きとなった。ウクライナの方々には大変喜んでいただけて、クラブ・メンバーにも好評ですばらしい例会になった。

最後に、ウクライナの地に再び平和が訪れ、避難者の皆さんが安心して祖国に帰国出来る日が一日も早くやってくることを祈念する。

2023.05更新(幹事、MC委員長/山本達也)

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