ライオン誌日本語版2025年冬号

- ページ: 31
- 日本の
世界遺産
◎今号の表紙
さんない
三内丸山遺跡︵青森市︶
北海道・北東北の縄文遺跡群
隣接する青森県立美術館では、棟
方志功や奈良美智ら青森を代表する
アーティストの作品が観賞出来る。
地元クラブおすすめのスポット
●八甲田山
﹁北海道・北東北の縄文遺跡群﹂は、
発掘調査により縄文時代前期∼中期
の縄文集落。1992年に始まった
い八甲田山や、総ヒバ造りの﹁千人
秋は鮮やかな紅葉、冬は樹氷が美し
折々の大自然を満喫出来る青森市。
海、山 へ の ア ク セ ス が 良 く 四 季
1万年以上にわたり豊かな自然環境
の大型建物跡が確認され、それまで
風呂﹂で有名な酸ヶ湯温泉も市内に
昔ながらの煮干しラーメンもぜひ。
2021年 遺産種別 文化遺産
北海道 青・森県 岩・手県 秋・田県
の下で採集・漁労・狩猟を営み、定
の縄文時代のイメージを大きく覆し
ある。
●ねぶたの國 たか久
登録年
所在地
住した人々の生活と精神文化を伝え
た。当時の人々の生活を示す木の実
地元クラブおすすめの味
青森の夜を堪能するなら、例会場
■世界遺産とクラブ
結成当時の地区ガバナーは
「元始、女性は太陽
であった」の言葉と共に
「女性ライオンズのパイオニ
か ゆ
る文化遺産。集落や墓地、祭祀・儀
や魚・獣の骨、土器や石器、漆製品、
●ご当地ラーメン
資金がないから、人数が少ないから、を理由にせず、
す
礼の場である環状列石など、北海道
土偶、ヒスイ、黒曜石などが多数出
で結成され、
先駆者として注目を浴びた。女性だから、
クラブの青森Oceanライオンズクブラをエクステンション
仕の心に満ちあふれ、2022年にはスペシャルティー
し、今年度はクラブ支部の結成を予定している。
■主な奉仕活動
こども食堂での味噌作り、恵まれない子どもたち
のためのクリスマスパーティー手伝いなどの青少年
支援や、地域の清掃活動などを実施。
17
紅葉に染まる八甲田山
果たせるよう努めている。
6遺跡、青森県8遺跡、岩手県1遺
世界遺産に直接かかわる活動はないが、子どもへ
で も あ る こ こ。地 元 の 海 山 の 幸 を
強さが自慢。会員は少ないながらクラブへの愛と奉
の生演奏で盛り上がる。
の支援やクラブ同士の橋渡し役など、太陽の役目を
一度は食べてほしいのは、半世紀
何事にもひるまず向かっていくパワーとガッツ、粘り
シーでマイルドな癖になる味わい。
アとして活躍することを期待します」
と祝福してくれた。
土している。
地区内に女性会員が少なかった時期に女性のみ
跡、秋田県2遺跡の合計 遺跡で構
■クラブ自慢
使った郷土料理と地酒が楽しめる居
(ねぶたの國たか久)
にわたり青森市民に愛されている
例会日
(会場):第 2・4木曜日 18時半∼
現在は遺跡公園として、6本柱の
認証年月日:2004年 3月 20日
成されている。
会員数:15人(2024年 12月末現在)
酒屋で、ねぶたばやしや津軽三味線
会 長:中野裕子
﹁味 カレー牛乳ラーメン﹂
。スパイ
青森縄文ライオンズクラブ
大型掘立柱建物や大型竪穴建物、高
地元クラブ
青森市にある三内丸山遺跡は、陸
大型竪穴建物(復元)
床倉庫などが復元されている。
②
奥湾を望む段丘上にある日本最大級
2025 年冬号
31 LION
表紙シリーズ
- ▲TOP