ライオン誌日本語版2019年1・2月号

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- 自分らしくあれ
ニューヴォイス・ グローバル委員長 サンギータ・ジャティア サンギータ・ジャティア元国際理事は2004年に322B1地区ガバナーになった。88年にカルカッタ・ミッド タウン ライオンズクラ ブ に入会した時から、彼女はリーダ ーになるなら周りの男性リーダーと同じように振る舞 わなければいけないと思い込んでいた。インドでは女 性は伝統的なサリーを身に着けるが、彼女は会議では スーツを着て、男性と同じように声を張り上げた。オ ンラインに掲載されているニューヴォイス・リーダーの プロフィールに、彼女はそう書いている。 しかし彼女はじきに、男性の模倣には何の意味もな いことに気付く。求められていたのは、今までなかっ た女性らしいアイデアだった。彼女自身の考えを声に することが、本当に必要とされているものだったのだ。 彼女はスーツを着るのをやめた。 「本物になるには、自分を解き放てばよかったので す」 今、ジャティアはニューヴォイスのグローバル委員 長として、自分らしさを大切にするように女性たちに 説いている。
「かつて私がとら われていた男女の 在り方についての 誤った認識は、あ らゆる文化、場所 に存在します。多 くの女性は自分が ライオンになれる ことを知りません でした。クラブの 奉仕活動に参加し 例会に出ても、意 見を口にしなかっ た。今でもそれは同じです。女性もリーダーになれる のだと伝えなければなりません。 彼女たちにはメンタリングが必要です。後押しが必 要です。でも前に進み始めたら、もう後ろを振り返る ことはないでしょう」 ジャティアは、クラブや地区でも夜や日曜日に開く 会合に家族で参加出来るようにするなど、女性が参加 しやすくすることを提案する。ライオンズは、男女メ ンバーが共に人々のニーズを満たすために日々奉仕し ていることを示し、社会を啓発するものにならなくて はいけない。
参加しよう!
ウェブサイトを訪ねる:ニューヴォイス・プログラムについて学ぶ https://weserve.org/ja/newvoices/ プロフィールを読む:各会則地域のニューヴォイス・チームリーダー たちの考えや、ライオンとしての経験を分かち合う SNSにアップ:女性会員の増強、リーダーシップ育成、奉仕活動、 ニューヴォイス
● 女性のライオンズへの貢献を表彰する ● 女性ライオンズ・メンバーを増やし、男
PRなどの取り組みについて、あなた自身の経験をSNSで共有する。 ミラノで開かれるグドラン国際会長のセミナーに招待されるかも https://www.facebook.com/groups/lionsnewvoices/ Eメールで送信:女性の可能性を発揮するどんな活動に参加したか、 Eメールで情報を送信する newvoices@lionsclubs.org
女会員数の均衡を図る
● リーダー就任における男女格差解消を目
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LION 2019年1・2月号
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