投稿リポート うまかまつりへの出店と
災害支援

うまかまつりへの出店と災害支援

「あびら夏!うまかまつり」は、安平町で2009年から開催されている祭りで、地元のおいしいもの(美味)、優れた芸能(巧)、そして日本有数の馬産地であること(馬)の三つの「うま」を融合させた夏祭りである。

「アサヒメロン」やカマンベールチーズ、日本酒「あびら川」を始めとする安平町の特産品が販売され、ぜいたくなメロン早食い競争も大人気。また、乗馬のように体を上下に動かして進む「うまか杯ポニーサイクルグランプリ」など多数のアトラクションもある。郷土芸能、チアダンス、よさこいソーラン、空手演武などのステージショーやタレントショーも行われ、7月5、6日に開催された今年はお笑いコンビの響やアイデンティティが出演した。前夜祭の花火大会では約1200発の迫力ある打ち上げ花火が間近で上がり、多くの来場者を楽しませた。

安平ライオンズクラブ(31人)はこの祭りに毎年出店している。近年は収益事業として会場で揚げたての唐揚げやフライドポテト、和牛入りコロッケなどを調理販売し、来場者に喜んでいただいている。その収益はクラブの災害義援金口座に積み立て、各地の災害等の支援金として拠出する。

2018年の胆振(いぶり)東部地震の際には全国からたくさんの支援を頂いた。安平ライオンズクラブとして災害時に少しでも役に立てるよう、祭りでの販売収益の他にも、毎月会員1人当たり1000円を災害義援金口座に積み立て、被災者への支援やボランティアの後方支援などの活動を地道に実践している。

安平ライオンズクラブはこれからも「ウィ・サーブ」の精神を胸に、地域のための奉仕活動と多くの人とのつながりを大切に活動を続けていきたい。

2025.09更新(会長/三本末紀)