投稿リポート 6クラブ合同で
ボーイスカウトと海岸清掃

6クラブ合同でボーイスカウトと海岸清掃

9月15日、鳥取市内の6ライオンズクラブ(鳥取、鳥取中央、鳥取いなば、鳥取久松、鳥取千代、鳥取砂丘=7リジョン1ゾーン)の会員と家族約80人、日本ボーイスカウト鳥取連盟東部地区協議会の6団(第1、第2、第7、第10、第11、第12の各団)とその家族約100人が参加し、山陰海岸ジオパークの一角である岩戸海岸の清掃を実施した。2、3日前から不安定な天候が続いて心配したが、当日は朝から晴れて太陽が照り付ける中での活動となった。

開会式では、6クラブからいつも地域奉仕にがんばっているボーイスカウトの六つの各団に対し、移動時に便利な大型キャリーワゴンを寄贈した。その後、海岸に降りた参加者は三々五々散らばって清掃開始。海岸には3、4人で運ばなければならないような網や流木等の大型ゴミから、注射針のような要注意の小型ゴミまで、さまざまなゴミが打ち上げられていた。中には、ハングル文字で書かれた表示板のようなものも収拾されていた。ボーイスカウトの団員たちは砂に埋まったゴミを一生懸命に引っ張り出したり、小さなゴミを何人かで用心深く収拾したりして、自分たちの住む地域にある海岸を美しく守ることの大切さを学んでくれたようだった。

予定されていた参加者の他にも、海でサーフィンを楽しんでいた人が「自分たちを楽しませてくれる大切な海を守るため」と飛び入りで清掃に参加してくれた。また、海岸付近にあるカフェの店主からは「何かの形で協力したい」という申し出があり、飲み物の無料サービス券を出していただいた。地域に奉仕の輪が広がったことは、予想外のうれしい成果だった。

清掃は約1時間で終了となり、閉会式ではライオンズクラブとボーイスカウトの双方から、ねぎらいの言葉と「日頃から環境問題を意識しましょう」との呼びかけがあった。参加者は全員汗だくになっていたが、さわやかな充実感を感じながら海岸清掃を終了した。

2025.09更新(336-B地区7R1Zゾーンチェアパーソン/影山嗣泰<鳥取いなばLC>)