投稿リポート
第9回八尾ボッチャ
オープン大会
大阪府・八尾中央ライオンズクラブ
#人道支援

4月19日、八尾中央ライオンズクラブ(61人)は八尾市立総合体育館で第9回八尾ボッチャオープン大会(結成50周年記念大会)を開催した。前日の18日には、メンバーみんなで会場の設営作業。仕事を終えた午後6時から開始して、コートのライン引き、いすの設置、受付の準備、ポスター貼りなどなど、9時までかかって準備万端整えた。
快晴で迎えた当日、メンバーは午前8時30分に集合。前日の疲れは見られるものの一人ひとりの顔は明るさに満ちあふれている。開始前のミーティング後、メンバーはそれぞれ担当の位置に付き、午前9時からの選手の入場を待った。会場に能登半島地震の災害支援の募金箱を用意したところ、八尾菊花ライオンズクラブの会長・幹事が一番乗りで寄付してくださった。
開会式では八尾市長やライオンズ関係の来賓あいさつに続き、大阪ボッチャ協会の担当者からルールを説明。手話通訳もあり、選手の皆さんは真剣な表情で説明に聞き入っていた。
試合が始まると、楽しそうな笑い声や好プレーへの拍手が響き、会場内を大きく盛り上げた。11時半からの昼食タイムを挟んで、午後からの準決勝は白熱した戦いとなった。小学生ぐらいの選手がボールを手で持って投球しようとして、握る力が弱いために何度も失敗。やっと投げた1球は目標の白いボールには近付けなかったが、一生懸命なプレーに会場から大きな励ましが送られた。この選手は試合後、ボッチャ協会のスタッフからボールの持ち方、投げ方を教わっていた。来年はきっと、もっと上手に投げられるようになるだろう。楽しみだなあ。
各コートでは、ボール間のメジャー測定が必要なほどの熱戦となった。好ゲームが続く中、「優勝」と書いたハチマキをしたおじさんチームが見事優勝した。小学生から70歳以上の大人まで、同じ会場、同じコート、同じボールでプレーする姿に、これが本当の親睦だと感じると共に「ウィ・サーブ」の精神を教えられた思いがした。クラブメンバー、選手、運営を手伝ってくれた学生たち、みんなが充実感にあふれ、こんな良い大会が出来たことをうれしく思う。
次回は第10回記念大会になる。メンバー一同力を合わせ、がんばろう!
2025.06更新(会長/井上将樹)