投稿リポート 大船渡山林火災の
復興支援イベント開催

大船渡山林火災の復興支援イベント開催

2月26日、岩手県大船渡市で大規模な山林火災が発生。市は3月9日に鎮圧を発表し、発生から41日目の4月7日になって鎮火を宣言した。この火災によって市の面積の1割に相当する約3370ヘクタールが消失、建物の被害は222棟に及び、平成以降で国内最大規模の山林火災となった。

この災害に332-B地区(平野嘉男地区ガバナー)として迅速に対応するため、アラート復興支援委員長を務める私は現地に入り、地元クラブの会員と協力してニーズを確認。平野地区ガバナーに報告した後、ライオンズとして何が出来るかを協議し、義援金を集めると共に復興支援事業を実施することを取り決めた。

4月29日、被災された方々へ元気と勇気をお届けしようと、332-B地区内の会員74人が参加して、復興支援イベント「ライオン屋台」を開催した。大きな被害を受けた三陸町綾里(りょうり)の会場には、大型のエアー遊具を設置し、焼きそば、焼き鳥、豚汁などの屋台と、射的やヨーヨー釣り、ジャンボ輪投げの縁日を出店。274人の来場があり、たくさんの笑顔を見ることが出来た。

332-B地区ではこのような支援を継続的に行っていくことで、被災地に寄り添い、支えていきたいと考えている。大船渡市山林火災に対しては、全国のライオンズから義援金や支援物資のご協力をいただいたことに心より感謝申し上げる。義援金の一部は、今回の復興支援事業で食材等の費用に活用させていただいた。

2025.05更新(332-B地区アラート復興支援委員会委員長/佐藤慎倫<岩手県・盛岡観武ライオンズクラブ>)