投稿リポート 加古川ツーデーマーチで
糖尿病予防啓発

加古川ツーデーマーチで糖尿病予防啓発

コロナ禍による中止を経て、11月11、12日に4年ぶりに通常開催された「第33回加古川ツーデーマーチ」に、335-D地区(兵庫県西部/廣田晃一地区ガバナー)のメンバー203人が参加。また、会場に糖尿病予防啓発のブースを設けた。加古川市では、人と町、自然が調和した「ウェルネス都市」を宣言しており、このウォーキングイベントは、豊かな自然や地域との触れ合いなどを通して地域の魅力を感じてもらうことを目的としている。市内の自然や歴史遺産を巡る5km、10km、20kmのコースで、初日は2372人、2日目は2063人の計4435人がウォーキングを楽しんだ。

335-D地区は国際協会のグローバル重点分野の一つである糖尿病の予防啓発キャンペーンとして、このイベントに参加している。糖尿病は世界中で推定4億6300万人の成人が罹患(りかん)していると言われており、その罹患率は年々急速に増加しているが、健康的な食事や適度な運動、適切な処置によって予防や改善が可能な病気でもある。初日のウォーキングに参加した335-D地区のメンバーは、糖尿病予防キャンペーンのたすきをかけるなどして5kmのコースを歩き、市民に糖尿病予防の重要性を呼びかけた。

糖尿病予防啓発ブースは発着地点の加古川市役所前に設置し、はりま糖尿病協会所属の医師4人と看護師2人の協力を得て、ブースを訪れた人に無料で糖尿病診断の重要な指標であるHbA1c検査を行った。また、当地区が作成した糖尿病予防啓発とライオンズの活動を紹介するパンフレットも配布した。

2024.02更新(335-D地区GSTコーディネーター/秋山美貴子<兵庫県・加古川清流ライオンズクラブ>)