投稿リポート ひとり親家庭のための
”フードパントリー”開催

ひとり親家庭のための”フードパントリー”開催

富山東ライオンズクラブ(大山正人会長/44人)は11月20日、ひとり親家庭支援を目的としたフードパントリー(食品配布会)を開催した。この事業は、こどもの貧困への救援をテーマにこども食堂開催を検討する中で始まったもので、年に2回開催している。取り組みの中で、ひとり親家庭には支援が必要な家庭が多いこと、また親と子のコミュニケーションが不足しがちで、親子でイベント等に参加する機会もあまりないことを知った。

そういった家庭のために、2019年からNPO法人とのコラボレーションで食品の配布を通じた経済面と青少年育成の支援を始め、試行錯誤を繰り返しながら単独開催となって、今回で4回目を迎えた。

対象家庭へは、(公社)富山県母子寡婦福祉連合会を通じて告知している。今回はコロナ禍に加えウクライナ危機によるエネルギー問題や経済状況の悪化、物価高の影響もあり、過去最多の136組の事前登録があった。

当日は当クラブ・メンバー18人に加え、富山国際大学子ども育成学部の学生さん13人とボランティア1人で設営・運営を行った。より多くの食品、日用品などを用意するために、クラブではこの事業に特化した「協力会員」を募り、現在9人が会員となっている。またフードロス問題に取り組むNPO「フードバンクとやま」からも多くの食品を提供してもらっている。

開催時間の13時から15時の2時間に129人が来場し、息つく暇もないほどの盛況ぶりだった。会場には「スマートボールすくい」と、バスケットボールとテニスボールで行う「ストラックアウト」のゲームコーナーを設け、子どもたちが楽しく遊ぶ姿があった。また当クラブの高田重信ゾーン・チェアパーソンは焼き芋を焼き、富山国際大学の学生さんは綿菓子機で綿あめを作って子どもたちに配った。334-D地区(富山県、石川県、福井県)の戸祭宏樹地区ガバナーや、富山選出の衆議院議員、市内の他のライオンズクラブ・メンバーらも視察に訪れた。

来場者に回答をお願いしたアンケートの集計結果と、それに関するクラブの考察を紹介する。

① どこでフードパントリーを知ったか?
 富山県母子寡婦福祉連合会 41%
 チラシ 17%
 知人からのクチコミ 15%
 富山東LCホームページ 5%
 富山東LC Facebook 3%
 その他
<考察>これまで富山県母子寡婦福祉連合会を通じて告知してきたが、開催を重ねる中でクチコミによる参加が増えてきた。またクラブのホームページやFacebookで告知を見た人も増えてきている。

② 何回目の参加か?
 1回目 38%
 2回目 35%
 3回目 18%
 4回目  9%
<考察>1回目、2回目が7割を占め、3回目、4回目のリピート回数が落ちるのはなぜか検証が必要。

③ 子ども参加人数
 1人 43%
 2人 15%
 3人  5%
 4人  1%
 なし 36%
<考察>64%が子ども連れで参加。ゲームコーナーも大盛況だった。

④ 配布物の量について
 大変多い 16%
 多い 20%
 適量 58%
 少ない 6%
 大変少ない 1%
<考察>適量との回答が約6割。これくらいの量をキープしたい。

⑤ 今後もフードパントリーに参加するか?
 ぜひ参加したい 93%
 参加するかも 7%
 参加しない 0%

⑥ 開催の告知方法で追加されるとうれしいもの
 LINE 74%
 Instagram 9% 
 その他
<考察>LINEが圧倒的に多いが、検討が必要。

⑦ 配布物であったらいいな、助かるというものは?
米/ティッシュ・トイレットペーパー/洗剤/麺類・粉もの/調味料/生活・学校用品/野菜・果物/お菓子/レトルト食品/フルーツ缶/インスタント食品/水・飲料/その他
<考察>やはり日常的に使うものは喜ばれる。中でも米は回答が多かった。

⑧ 今回配布された中で、必要ない・使わないもの
子ども用Tシャツ/缶詰/布マスク/その他
<考察>全体的に回答は少なかったが、個人差はあると思われる。

⑨ その他、ご意見やメッセージなど何でもお書きください
ありがとう!/ゲームがよかった!/生理用品・シャンプー・洗剤があってよかった/定期日があるといい/継続してもらいたい/コロナ禍での収入減で助かります

当クラブではこうした貴重な意見を元に改善を重ねつつ、この支援事業を継続していくつもりだ。

2022.12更新(マーケティング・コミュニケーション委員長/水橋誠)