ニュースシェアリング交付金で
高校吹奏楽部の卒業演奏会

シェアリング交付金で高校吹奏楽部の卒業演奏会

333-C地区(千葉県/岩沼忠伺地区ガバナー)は3月14日、毎年千葉県吹奏楽コンクールの舞台となる千葉県文化会館大ホールで、「響け吹奏楽!集まれ県文化会館 みんなで卒業演奏」と題する吹奏楽演奏会を無観客で開催した。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2020年度の高等学校吹奏楽コンクールは全て中止となった。そこで、コロナ禍の中で工夫しながら練習を積んできた高校3年生のために何とか発表の場を作り、高校生活最後の思い出を残してあげたいと、千葉県吹奏楽連盟主催、当地区共催で演奏会を実施することとした。開催費用は当地区が支援し、333-C地区として初めてのLCIF地区及びクラブシェアリング交付金による事業となった。

演奏会のポスターやチラシ、プログラムのデザイン制作は、千葉県立松戸高校芸術科の生徒に協力を依頼し、制作当時は1年生だった生徒たちは「先輩たちのために」と快く引き受けてくれた。

感染防止のため会場入りするのは出演者と関係者のみ。無観客の開催だが、高校生たちの集大成として演奏会を開くことを広く市民に知ってもらいたいと、開催を2日後に控えた3月12日の『読売新聞』に全面広告を掲載。地区内ライオンズクラブとその奉仕活動をPRし、卒業演奏会のポスターを載せて演奏会開催を紹介した。ネット社会化が進む昨今だが、新聞広告を見た市民からの反響は大きかった。

演奏会には当初12校の出演が決まっていたが、開催直前に千葉県での緊急事態宣言が延長され、校長の判断で6校が参加を見送った。そうした中、千葉県吹奏楽連盟のガイドラインに基づいた感染拡大予防策を講じて開催した。

出演した生徒や学校関係者からは、たくさんの感謝の言葉を頂いた。ある高校の吹奏楽部部長は、「もうみんなで演奏することは出来ないと思っていたが、このような機会を作っていただいたことに感謝します」と笑顔で話してくれた。演奏会に参加した生徒全員には後日、記念品として演奏会の模様を収録したDVDを贈った。

企画段階では地区内の多くのメンバーを巻き込んで大きな事業にしたいと考えていたが、緊急事態宣言中のため、最少人数での企画・運営になった。千葉県吹奏楽連盟を始め多くの関係者の協力で無事に終えることが出来、心から感謝している。

2021.05更新(333-C地区キャビネット副幹事/髙橋利昌)