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ハザードマップ設置

LCIF大災害援助交付金でハザードマップ設置

2018年9月6日に発生した北海道胆振(いぶり)東部地震の被災地に、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)交付金によりハザードマップが設置され、安平町、厚真町、むかわ町で4月23日に、札幌市清田区では4月28日に、各町の町長、区長の臨席の下で除幕式が行われた。

胆振地方中東部を震源とする地震の規模はマグニチュード6.7で、北海道で初めて最大震度7が観測された。この大地震により地滑りや山崩れ、道路の陥没が起こり、胆振地方では家屋の倒壊などで犠牲者が出るなど甚大な被害が発生した。札幌市でも震度5を観測し、清田区では大規模な液状化現象が起きて家屋が傾き、また北区と東区では市道が陥没するなど過去に経験したことのない災害となった。更に追い打ちをかけるように、苫東厚真発電所の停止により電力供給のバランスが崩れて北海道全域が停電となり、何日もブラックアウトが続くという事態になった。

災害発生後すぐに動いたのが厚真、安平、むかわ、札幌清田の各ライオンズクラブだった。被害地域では高齢者が多いために避難も大変で、大混乱の中で懸命な奉仕活動が行われた。更に、331-C地区が協力して炊き出しなどの食料支援が行われた他、331複合地区や日本各地のクラブからたくさんの支援物資が届けられた。LCIFからは大災害援助交付金(MCAT)が交付され、各ライオンズクラブが地域のニーズに即した復興支援事業を実施。厚真、安平両ライオンズクラブは被災した住民の移動手段となる車両を寄贈、むかわライオンズクラブは公園の遊具を整備、札幌清田ライオンズクラブは倒壊した公園の東屋を災害対応型の施設に再建した。

今回ハザードマップを設置したのは3町1区の3カ所ずつ計12カ所で、設置費用442万680円はMCATの残金を活用した。災害の記憶を伝え残し、いつ起こるか分からぬ自然災害への備えに寄与しようと、小野寺眞悟LCIF東日本副エリアリーダー、鶴嶋浩二331複合地区LCIFコーディネーターが動いて交付金事業として実現した。ハザードマップには避難場所や水害時の浸水想定区域などの情報の他、LCIFの説明も記している。

北海道胆振東部地震の被災地に支援を寄せてくださった全国のライオンズクラブの皆様に感謝申し上げると共に、一日も早い復興を祈念申し上げる。 

2021.05更新(331複合地区LCIF副委員長/美田法賢)