ライオン誌日本語版2024年春号

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- 部
10
■小児がん
三
ツ
又
池
を
中
心
に
し
た
公
園
に
は
、
1
15歳未満の子どもに見られるがんの総称。主
なものは白血病や脳腫瘍、リンパ腫、神経芽腫で、
日本では年間2000∼2500人の子どもが小児
2
がんと診断される。かつては不治の病と言われ
たが、この数十年の目覚ましい医療の進歩で7、
8割が治るようになった。しかし、治療を終え
て日常の生活に戻った後もさまざまな困難を抱
えながら生活を送るケースも多く、患者とその
家族には大きな負担がのしかかる。闘病生活や
自立には、身近な人々のサポートと共に社会全
体の理解や支援が必要となる。
■AYA 世代
「AYA」は思春期(Adolescent)と若年成人
世代(Young Adult)の頭文字。「AYA世代の
がん」は、15歳から30歳代の間に発生するが
んを指し、日本では毎年約2万人の AYA世代が
発症すると推定されている。この世代は多くの
人にとって親から自立したり、生活の中心が家
庭や学校から社会での活動に移行したりするな
ど大きな転換期となるため、がんの診断によっ
て、心身にさまざまな影響を受けることがある。
充
実
を
支
援
し
て
い
る
。
解
を
求
め
た
。
い
治
療
法
の
研
究
・
開
発
や
治
療
環
境
の
ん
患
者
に
特
有
の
困
難
に
つ
い
て
話
し
理
根
差
し
た
小
児
が
ん
支
援
団
体
で
、
新
し
し
て
い
る
。
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も
A
Y
A
世
代
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古
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小
児
が
ん
基
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は
日
本
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の
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域
に
と
の
闘
い
や
生
き
る
勇
気
に
つ
い
て
発
信
19 LION
に
寄
与
。
も
う
一
つ
の
一
般
社
団
法
人
名
ス
ト
ロ
ン
グ
︶
﹂
を
立
ち
上
げ
て
、
が
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ち
が
安
心
し
て
生
活
出
来
る
社
会
の
創
造
支
援
を
通
じ
て
、
小
児
が
ん
の
子
ど
も
た
ア
団
体
﹁
L
I
V
E
S
T
R
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N
G
︵
リ
ブ
2024 年春号
者
の
生
活
の
質
向
上
、
研
究
助
成
な
ど
の
服
し
た
後
、
ト
ラ
イ
ア
ス
ロ
ン
や
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ル
ト
ル
ド
リ
ボ
ン
は
、
小
児
が
ん
患
者
や
経
験
と
薬
物
療
法
の
治
療
を
受
け
て
が
ん
を
克
ぞ
れ
30
万
円
の
支
援
金
が
贈
呈
さ
れ
た
。
悪
性
リ
ン
パ
腫
と
診
断
さ
れ
た
。
放
射
線
の
家
族
を
支
援
す
る
二
つ
の
団
体
へ
そ
れ
市 し
在 て
住 大
の 会
牧 に
野 協
か 力
お し
り て
さ い
ん る
は 愛
、 知
22 県
歳 豊
で 田
る
。
開
会
式
で
は
、
小
児
が
ん
患
者
と
そ
あ
る
日
突
然
発
症
し
て
、
長
期
の
入
院
と
で
す
が
、
小
児
が
ん
は
そ
れ
が
難
し
く
、
が
小
児
が
ん
克
服
の
た
め
の
支
援
金
と
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部
は
1
組
︶
4
5
0
0
円
で
、
そ
の
一
部
が
語
ら
れ
た
。
後
に
は
参
加
者
を
前
に
そ
れ
ぞ
れ
の
体
験
﹁ た
成 。
人
の
が
ん
で
は
早
期
発
見
が
大
切
げ
る
こ
と
を
目
指
し
て
い
ま
す
﹂
体
験
者
2
人
の
姿
も
あ
り
、
走
り
終
え
た
飼
会
長
は
大
会
の
趣
旨
を
こ
う
説
明
し
に
、
参
加
し
て
い
た
だ
い
て
支
援
に
つ
な
か
れ
た
状
況
へ
の
理
解
を
広
め
る
と
共
ン
は
、
小
児
が
ん
の
子
ど
も
と
家
族
が
置
た
。
市
内
を
流
れ
る
宝
川
沿
い
の
遊
水
池
、
が
、
弥
富
市
の
三
ツ
又
池
公
園
で
行
わ
れ
2
0
2
3
年
11
月
12
日
、
ク
ラ
ブ
主
催
阜
県
揖
斐
川
町
で
行
わ
れ
る
、
い
び
が
わ
が
参
加
し
た
。
コ
ロ
ナ
前
の
参
加
者
数
は
神
的
、
社
会
的
、
経
済
的
に
大
き
な
負
担
治
療
が
必
要
に
な
る
と
宣
告
さ
れ
ま
す
。
写真/田中勝明
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