ライオン誌日本語版2020年9・10月号

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- 国際協会指定記事
思いやりと多様性で結束する
昨
ライオンズの皆さん、こんにちは! 年度1年間にわたり皆さんの国際会長を務めたことは、私にとって生涯 で最高の名誉となりました。日々目の当たりにしたライオンズの思いや りと尽力ほど、敬意と感動を抱かせてくれたものはかつてありません。
世界が未曽有の事態に直面している今、私はもう1年国際会長を務めるよう求め
られました。そして1年目と同じ熱意と決意を持って、この名誉と責任を引き受け ることにしました。 今年度は「思いやりと多様性で結束する」という新たな主要メッセージを推進す ることで、ライオンズクラブ国際協会のモットーで今年度国際会長テーマでもある 「ウィ・サーブ」を更に発展させていく所存です。私のテーマは本誌4~7ページに 掲載しておりますのでご覧ください。 新型コロナウイルス感染症のまん延により、この半年余りで世界は大きく変わり ました。私たちの奉仕の在り方を含めて、日常生活のあらゆる側面が変化していま す。しかし、ライオンズは期待した通りのスピードと思いやりで対応し、革新的な 方法を生み出して各地域社会を支援しています。 パンデミックとの闘いには希望の兆しが見え始めていますが、今後もソーシャ ル・ディスタンシングを実践し、お住いの地域の保健・安全ガイドラインに従うこ とで、安全に奉仕を続けてください。 最後に、皆さんに思い出して頂きたいことがあります。私たちは前例のない時代 にありますが、ライオンズには、あらゆる困難な時期を乗り越えて奉仕してきた豊 かな歴史があります。私たちは、大切なこと、つまり思いやりに力を注ぐ方法を知 っています。そして、世界にライオンズの思いやりと支えを感じてもらえるよう、 私たちの持つ多様な力を結束する方法を知っています。 共に力を合わせ、偉大なる奉仕の新たな1年に乗り出しましょう。 心を込めて
2020-21年度国際会長
ジュ ンヨ ル・チ ョ イ
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LION 2020年9・10月号
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