投稿リポート
身体障がい者スポーツの
大会を支援
北海道・帯広かしわライオンズクラブ
#人道支援
#青少年支援

7月10日、帯広かしわライオンズクラブ(24人)が協力する第58回とかち身体障がい者スポーツ交流大会が、よつ葉アリーナ十勝(帯広市総合体育館)で開催され、管内11町村より94人が参加し、ボッチャやじゃんけんゲームを楽しんだ。
本大会は障がい者がスポーツに親しむ機会をつくり、町村間の交流と障がい者への理解を深めることを目的にこれまで各町村持ち回りで開催されていたが、それでは負担が大きいという理由から、今回から十勝地区身体障害者福祉協会が所管し開催することになった。そこで、以前から同協会と接点を持つクラブ会員の佐藤豪一氏の提案により、当クラブとして本大会から後援並びに協力団体として参加することにした。
協力団体としてのボランティアスタッフ20人を動員する必要があったため、地元にある学校法人帯広コア学園に協力を要請したところ、大会趣旨にご賛同いただき、介護福祉科1年生11人にボランティアとして参加してもらえることになった。
大会のメイン競技のボッチャは、白い目標球にどれだけ自分の投げたボールを近付けられるかを競うスポーツだが、後援に加わった帯広ボッチャ協会が視覚障がい者も楽しめるようルールを一部変更。各町村混合の20チームに分かれて競技を行った。出場者が投球した球が目標球付近に着地すると歓声や拍手が湧き起こり、会場は大いに盛り上がった。ボッチャはもともとパラスポーツとしてスタートした競技だが、健常者でも楽しめるスポーツであることが分かった。
クラブ会長として選手の皆さんの熱い戦いを見守り、交流を目的とした即席チームではありながらも、互いを気遣うすばらしいチームワークに感動した。これを機に障がい者スポーツへの理解が更に深まり、多くの方がパラスポーツに触れる機会が増えることを心から願っている。
次回の第59回大会では、更にレベルの高い、そしてより多くの方に楽しんでいただける大会となるよう、私たち帯広かしわライオンズクラブもがんばっていきたい。本大会関係者の皆様、そしてボランティアで参加してくれた学校法人帯広コア学園介護福祉科の生徒と、引率された畠山副校長、桑原先生に心から感謝申し上げる。
ライオンズクラブは地域社会に密着した奉仕活動を目指しており、障がい者支援もその一環として、地域の実情に合わせた活動を展開している。これからも障がいを持つ人々が安心して生活出来る地域社会を目指し、さまざまな活動に取り組んでいきたい。
2025.07更新(会長/番場規真)
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