トピックス 感謝の心を忘れず
日本ライオンズを一つに

感謝の心を忘れず日本ライオンズを一つに

本年8月4日の一般社団法人日本ライオンズ社員総会において、理事長に就任いたしました。感謝を忘れず奉仕活動をしたいと2000年3月にライオンズクラブに入会し、早いもので25年が過ぎました。この間、入会時は思いもしなかったゾーンチェアパーソン、リジョンチェアパーソン、キャビネット幹事、地区ガバナー、複合地区ガバナー協議会議長、そして一般社団法人日本ライオンズ理事長という役職を拝命しました。いろいろな役職で学んだこと、感じたことを糧に、理事長として感謝の気持ちを忘れずに職務を全うする所存です。

日本の8人の複合地区ガバナ一協議会議長、35人の地区ガバナーが共に同じ方向を向いて一つになるよう努力し、より良い組織に変えていきたいと考えています。昨年度は松浦淳一理事長、そして田名部智之前理事長のリーダーシップの下、多くの改革が進められました。今年度においても、ライオンズクラブ国際協会との連携を強化し、社団の各委員会の活動をより充実させて、安定した運営を図ってまいります。

会員増強に向けては、GAT(グローバル・アクション・チーム)との情報交換を密に行い、全国のクラブ、メンバーの積極的な行動を促していきます。また、公益財団法人日本ライオンズが実施している児童養護施設での寺子屋事業、特別支援学校のフットサル事業に社団としても協力し、全国のクラブ、メンバーから理解と支援を得られるよう取り組みます。

ライオンズクラブは「We Serve(われわれは奉仕する)」のモットーを掲げ、長年にわたり地域に根差した奉仕活動を続けてきました。社会全体が大きく変化する中、私たちライオンズの役割はますます重要になります。多様な価値観を持つ人々が共に活動できる場を創出し、それぞれの持つ力を最大限に発揮できるような組織作りを進めてまいります。そして、諸先輩方が築き上げてきた日本ライオンズを広く社会に認知してもらえるよう、一般市民に向けて発信することが必要だと考えます。

協議会議長、地区ガバナー、会員一人ひとりが感謝の気持ちを忘れず、一つになって団結しなくては、日本ライオンズの未来はありません。そのためには、議長には複合地区の代表として日本ライオンズ理事会に出席して複合地区ガバナー協議会に報告していただき、地区ガバナーには地区の代表として年4回の社員総会に出席してキャビネット会議に報告していただいて、地区内クラブまで情報が伝わるようにすることが不可欠です。協議会議長、地区ガバナーの皆さんには、その義務をしっかりと果たしていただけるようお願いします。それができれば、日本ライオンズは同じ方向を向いて一つになって進んでいけるでしょう。

これまでの日本ライオンズの活動にご尽力くださった全ての皆様に心より感謝申し上げると共に、今後とも一層のご支援とご協力を切にお願いいたします。

感謝

2025.10更新(一般社団法人日本ライオンズ理事長、元334複合地区ガバナー協議会議長/喜多友一<長野県・上田城南ライオンズクラブ>)