投稿リポート 青空子どもレストラン
&フェスティバル

青空子どもレストラン&フェスティバル

東葛飾ライオンズクラブ(森田剛会長/44人)は2019年の結成以来、こども食堂と子どもたちが笑顔になるイベントを組み合わせた「子どもレストラン」を実施してきた。今年度は4月13日、事業規模を大幅に拡大した「青空子どもレストラン&フェスティバル」を開催した。会場は、つくばエクスプレス流山おおたかの森駅南口にあって多くの人が行き交う、森のまち広場だ。

こども食堂などを通じて招待した約300人の子どもたちには、1500円分の子どもチケットを無料で配布した。会場にはグルメやワークショップの40店舗以上が出店。子どもたちは自分で考えてチケットで買い物をし、楽しみながら学び、地域の店や企業を知ることが出来る。またステージでは出演者の協力を得て、和太鼓をたたいたり、歌を歌ったり、ダンスを踊ったりと、子どもも家族も一緒に楽しめる参加型の催しを数多く用意した。

当日は天候に恵まれ、市民ら1万5000人以上が来場し、盛況の中で多くの子どもたちのあふれる笑顔を見ることが出来た。当初はクラブ内でも「これほど大規模なイベントを本当に開催出来るのか?」と心配する声もあったが、木村成紀委員長を始めとする8人の実行委員会メンバーはそんな不安をはじき返して100人近い運営スタッフをまとめ大成功を収めた。その大きな要因は、数えきれないほど繰り返し開催された委員会や、連日活発に行われた委員会グループLINEでの議論、そして「子どもたちの笑顔のために」という委員会メンバーの熱い思いだと思う。

イベントを開催するに当たり、後援いただいた流山市を始め、とうかつ草の根フードバンク、流山おおたかの森S・C、出店者、出演者、ボランティアの他、多くの方々に協力いただいたことに深く感謝を申し上げる。そして東葛飾ライオンズクラブとして大きな学びと自信につながった今回の経験を、来年度以降のライオンズ活動につなげていきたい。

2024.05更新(副会長/大澤健司)

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