投稿リポート メジャーリーガーを招いて
少年野球教室

メジャーリーガーを招いて少年野球教室

武生セントラル ライオンズクラブ(小柳将樹会長/73人)は本年度、結成50周年を迎えた。そこで記念事業の一環として、青少年健全育成を目的とした「ボストン・レッドソックス吉田正尚選手による少年野球教室&トークショー」を開催した。

冬の福井とは思えぬほど暖かく晴天に恵まれた12月10日の午前10時。越前市丹南総合公園野球場で、市野球連盟加盟の小学生7チームから5、6年生を中心に約80人を招待しての少年野球教室がスタートした。福井生まれの初のメジャーリーガーである吉田選手は、決して恵まれた体格ではないにもかかわらず、大リーグで活躍している勇姿そのままに力強いバッティングや卓越した球さばきを目の前で見せてくれた。子どもへの指導も、丁寧で的確だ。子どもたちは皆、吉田選手の一言一言に耳を傾け、一挙手一投足に目を輝かせながら、夢を持つこと、諦めずに努力することの大切さを感動のうちに学んでくれた。

午後、球場隣接の体育館で開催したトークショーには、教室参加者以外にも野球に打ち込む大勢の子どもや一般市民を招待。スーパースターの姿を直接目にし、その活躍について本人の口から話を聞ける感激の時間だった。子どもの質問に丁寧に答え、記念のサインボールやグッズをプレゼントしてくれた吉田選手から、1000人の聴衆は明日への夢と活力をもらった。

前日の準備から終了まで、2日間にわたり一丸となって汗を流した当クラブメンバーにとっても、50周年を記念するにふさわしい、すばらしい「大リーグアワー」であった。
 
2024.01更新(結成50周年広報部会長/大澤正)

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