投稿リポート 市民ふれあいコマ回し大会

市民ふれあいコマ回し大会

美濃ライオンズクラブ(高綱恒夫会長/30人)は11月12日、美濃市運動公園一帯を会場に開かれた「美濃市総合フェア」で、「市民ふれあいコマ回し大会」を開催した。市内産業の活性化と市民の健康、防災意識の向上を図るこのフェアには毎年多くの市民が訪れ、さまざまな展示や体験の催しに参加している。当クラブは会場の一つとなっている体育館の一角で、近年はコロナ禍による制約で取り組めていなかった市民交流を目的に実施した。

大会はコマの回る時間を競うタイムトライアル形式で、1回勝負。実践前には練習場所で、クラブメンバーが参加者にひもの巻き方や投げ方を手取り足取り教え、コマを回せるようにする時間も設けた。小学生、中高生、成人の3部門に分かれて競い合い、当クラブからそれぞれの入賞者に賞品を贈呈した。約半日という短い時間だったが、総勢110人が参加し大いににぎわった。

小学生や女性には初心者も多かったが、最初は上手に回せなくてもクラブメンバーの指導で出来るようになり、「回せた!」「楽しい!」といった声が練習場所に響いていた。本番で実力を発揮出来なかった参加者も楽しんでくれたようで、「来年またぜひ参加してリベンジしたい!」と言ってもらえた。

いわゆる「昭和の遊び」に触れる機会が少なくなっている中で、参加者にとっては新鮮な遊びとして、クラブメンバーにとっては懐かしい遊びとして、コマ回しを通じて市民と触れ合う貴重な機会となった。今後もライオンズクラブの認知度向上、活動への理解を深めるために、積極的に市民と交流し会員増強につながる活動をしていきたい。
 
2023.12更新(幹事/宮西圭)