トピックス カイロ国際理事会の報告

カイロ国際理事会の報告

秋の国際理事会が行われたエジプト・カイロは、アフリカ最大級の都市です。2023年1月の時点でエジプトの人口は1億439万人。地域別で見ると、カイロ県の人口は1000万人超、隣接するギザ県は約950万人で、両県を合わせたカイロ首都圏の人口は約2000万人を上回り、カイロの人口は増加を続けているそうです。

そのような大都市カイロで、10月13~16日に第2回国際理事会が開催されました。開会初日は午前中に開会式を開催。午後からは九つある委員会に分かれて、2日目、3日目は朝8時から16時までみっちり各委員会会議というスケジュールでした。

カイロ国際理事会での全体会議(写真左、中)と、ケニアでの植樹活動(右)

国際理事会方針書「第2章委員会」には、私が所属する大会委員会の目的として「国際大会の全方面に関する適切な組織と運営のため、方針を立て、基準を設け、勧告し、承認された事項を実施する」、その任務の中には「国際大会を成功させるのに必要なすべての要素について、その可能性、適性、実用性、タイミングについて調査し、決断を下す」と書かれています。

今回の理事会では、以下の事柄について審議されました。
・2023年国際大会に関するレビュー
・2023年国際大会アンケート結果の報告と2024年国際大会ブランディングの確認
・2024年国際大会に関する最新情報の確認、大会プログラム及び割当会場についての概説
・2025年国際大会に関する概説
・2023~2024年度第1四半期収支予想の確認

さて、2024年国際大会からは、ライオンズメンバーが各自大会ホテルを選択出来るようにすることが承認されましたのでご報告いたします。これについては既に一般社団法人日本ライオンズの大会委員会でも議題に上っていたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

また、カイロ国際理事会閉会後、私はケニヤに移動して奉仕事業に参加しました。その一つとして植樹を行った時の写真をご紹介します。

次回国際理事会は2024年3月16日から、カナダ・バンクーバーで開催の予定です。この理事会で大会委員会会議は、2030年及び31年の国際大会開催地について票決を行う予定です。

2023.11更新(国際理事/鶴嶋浩二<北海道・札幌中島ライオンズクラブ>)