投稿リポート こども食堂への食料支援

こども食堂への食料支援

岡山ライオンズクラブ(佐々木孝之会長/50人)は、6年前からこども食堂への食料支援に力を入れている。今期もその一連の事業を実施した。

まずは3月19日。事業資金を作るために、南欧風農業公園・岡山市サウスヴィレッジで開催されたフリーマーケットに参加した。実行委員会を中心に1~2カ月かけて商品を集め、前日にはメンバーが集まって値付け。そうして迎えたフリーマーケット当日、当クラブの出店ブースは午前中に完売してしまうほど大盛況で、資金獲得事業は大成功に終わった。

4月9日には、クラブ・メンバー12人で「岡輝(こうき)みんな食堂」を訪問した。このこども食堂は、岡山市の佐藤医院デイセンターを会場に定期的に開催されている。この日は子どもと保護者約40人とボランティア30人が参加していた。私たちは、米と当日のメインディッシュとなる手作り餃子(ぎょうざ)の材料を持参。当クラブ・岡山さくら支部の石上昌弘支部会長の指導で、参加した子どもたちと一緒に餃子を包んで、みんなで焼いて食べた。皆とても満足してくれた。子どもたちやこども食堂の運営者と直接触れ合うと、今後の支援にも力が湧いてくる。

4月21日には市内の西紅陽台第3公園で、こども食堂食料支援贈呈式を行った。「こどもを主体とした地域づくりネットワークおかやま」を通じた、県下に約70あるNPO団体等への支援だ。今年はフリーマーケットの売り上げやライオンズクラブ国際財団(LCIF)のクラブ・シェアリング交付金を活用し、米800㎏とインスタント食品等を贈呈した。

4月23日には市内の京山公民館で、今期2度目の手作り餃子イベントを開催した。この時は子どもたちの他に、「ESD岡山アワード2021」を受賞したフィリピンの非営利団体「Streets of Schools」のメンバーが視察に訪れ、一緒に餃子などを作って食べた。同アワードは、岡山市が国内外の優れたESD(持続可能な開発のための教育/Education for Sustainable Development)活動を表彰するものだ。この日も子どもたちはおいしそうに食べ、たくさんおかわりをしてくれた。

私たち岡山ライオンズクラブは今後もこども食堂への支援活動を継続し、一人でも多くの子どもたちを笑顔にしていきたい。

2023.05更新(出席・MC会報編集委員会/小松義一)

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