トピックス ウクライナ侵攻による
避難⺠・難⺠へのLCIF⽀援

ウクライナ侵攻による避難⺠・難⺠へのLCIF⽀援

3月3日、ダグラス・X・アレキサンダー国際会長はライオンズ・リーダーに向けてメッセージを発信し、ロシアによるウクライナ軍事侵攻で起きている人道的危機に対し、国際協会が現在、次の取り組みを行っていることを伝えた。

• LCIFによる支援 – 新設された難民・避難民資金への寄付呼びかけ

• ソーシャルメディア(SNS)– LCIとLCIFのSNSチャンネルを通じて、平和のメッセージとLCIFへの寄付の呼びかけを投稿

• 公式ホームページ(lionsclubs.org)– 避難民・難民のためのLCIF寄付を訴えるバナーを掲載

LCIFは自然災害による被災者の支援を原則とし人災は支援対象外としているが、過去には9.11ニューヨーク同時多発テロの被災者支援、シリア難民への支援、レバノン大爆発の支援等、自然災害ではなくとも世界的視野で見て被害が甚大で、多くのライオンズ会員から支援の意思が示された場合には寄付を呼びかけ、支援を行ってきた。今回のウクライナ国民への支援は「難民及び暮らす場所を奪われた避難民への支援」と位置づけて寄付を募ることを決定。オンライン寄付窓口を開設し、SNSでの寄付募集を開始した。

こうしたLCIFの対応について、鈴木誓男LCIF理事は3月1日に開催された一般社団法人日本ライオンズの執行理事会で会員一人1000円を目安とする寄付を呼びかけ、330〜337複合地区ガバナー協議会議長の賛同を得た。その後、OSEAL調整事務局LCIF日本担当から各地区へ、ウクライナ侵攻による避難⺠・難⺠⽀援のためのLCIF寄付の案内が発信され、次のような情報が伝達された。

• 日本では会員1人当たり1000円の寄付を呼びかけ、可能であれば「クラブ寄付」として地区でとりまとめる

• この寄付は災害復興支援と同様、全額がウクライナ支援のために活用される。地区及びクラブシェアリング交付金の対象にはならない

ウクライナ(134地区)には2月末現在、29クラブに会員657人が在籍している。ウクライナ初のライオンズクラブが結成されたのは、旧ソ連が崩壊した1991年。リトアニア、ラトビア、エストニア、ロシアに続き、旧ソ連の国で5番目のライオンズ国となった。ウクライナ最初のクラブは東部ドネツク州のマケエフカ ライオンズクラブで、イタリアのクラブがスポンサーとなって結成された。

『ライオン誌』2016年11月号は、キエフ ライオンズクラブの資金獲得事業「コサック・デー」のリポートを掲載。それによれば、同クラブはウクライナ人だけでなくアメリカ、スペイン、ドイツなど多国籍の会員で構成され、伝統の乗馬技術を披露するコサック・デーの催しで得た収益を活用し、海岸清掃や児童擁護施設の再建などの奉仕活動を実施している。また、19年5・6月号掲載の「17-18年度LICF年次報告」では、ウクライナのライオンズがLCIF交付金を活用し、児童擁護施設で暮らす重度弱視の子どもたちに電子ルーペを提供したと報告している。鈴木LCIF理事によれば、ウクライナのライオンズは東ヨーロッパの中では最もLCIF支援に積極的で、キャンペーン100のエリアリーダーはウクライナの元地区ガバナーが務めている。

2022.03更新