投稿リポート 献眼顕彰碑の
除幕式と周辺清掃

献眼顕彰碑の除幕式と周辺清掃

2021年11月3日、北九州市にある勝山公園で献眼顕影碑除幕式が執り行われた。これはライオンズクラブ国際協会337-A地区(福岡県)が北九州市に寄贈したもの。公園を訪れる人に献眼の大切さ、その行為の崇高さを広く知ってもらえればとの思いで設置された。

1925年、ヘレン・ケラー女史がライオンズクラブの国際大会で会員に対し「暗闇と戦う盲人のための騎士になってほしい」と演説をしたことをきっかけに、今までさまざまな支援が行われてきた。337-A地区も、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)の交付金を活用して角膜移植をよりスピーディー、かつ確実に行える医療機器マイクロケラトロンを県内の主要病院へ寄贈するなど献眼事業には力を入れてきた。こうした活動が実を結び、着実に献眼者は増加しつつある。昨年度は(公財)日本アイバンク協会の西田輝夫常務理事に講演をしていただくなど、多くの皆さんに献眼を知ってもらう機会を設けてきた。今後もこうした啓発の機会を作りたいと考えている。

北九州小文字ライオンズクラブ(小迫公夫会長/40人)も337-A地区の一員として活動を続けている。先日は献眼顕彰碑周囲の環境整備として落ち葉掃除などの清掃活動を行った。市民の皆さんの関心が広がりこのモニュメントが「集いの場」となればと思っている。モニュメントの中には献眼協力者の名前を刻んだプレートが納めている。このプレートに毎年協力者の名前を刻み、その善行に感謝の意を表していきたい。

2022.01更新(ゾーン・チェアパーソン/中村孝也)