投稿リポート 25年続く
地域子供芋ほり大会

25年続く地域子供芋ほり大会

鎌倉西ライオンズクラブ(石井満会長/14人)は地域の子ども会を対象に「地域子供芋ほり大会」を実施している。毎年子どもとその保護者を合わせて約100人が集まる人気事業。かれこれ25年継続している。今年も10月30日に開催した。

場所は当クラブ・メンバーが所有する畑。クラブ・メンバーと地域の協力者とで6月の苗植えから収穫までを管理し、定期的に草取りなどを行って維持している。新型コロナウイルスが猛威を振るう前は子どもたちと一緒に芋掘りを行い、メンバーが作った豚汁を食べて解散していた。これが1人2杯ほどおかわりをするほど大人気。鍋の前には行列が出来ていた。しかし、感染防止の観点から昨年と今年の豚汁提供は実施していない。

当日、メンバーは子どもたちが集まる1時間ほど前から芋づるや雑草の除去を行う。子どもたちが掘りやすいよう、畑を整えておくのだ。今年は密を避けるため参加者を2班に分けて実施。全員がマスクを着用し、45分ほど芋掘りを体験する。芋掘りを終えると、記念写真撮影。1家族1袋の芋を持ち帰ってもらう。

親子で参加してくれる人も多く、聞こえてくるやり取りはほほ笑ましいものばかり。大きな芋が出てきた時の歓声や、ミミズやムカデなどの虫たちに驚く声など、子どもたちの反応を身近に感じられる事業である。

コロナ禍以前は地域の協力者を交えて昼食を取るなど、コミュニケーションの場としても有意義だったこの事業。早くコロナの流行が沈静化して従来の形での芋ほり大会と豚汁提供が出来るようになることを祈っている。今後も地域の人に楽しんでもらう奉仕活動として継続していきたい。

2021.11更新(幹事/加藤清和)