投稿リポート 感染対策を講じ
高校生に出前講座

感染対策を講じ高校生に出前講座

龍野ライオンズクラブ(西川光明会長/62人)では毎年、高校に赴き「出前講座」を行っている。これは2004年から実施している当クラブの主要事業の一つである。例年、社会のさまざまな分野で活躍されている講師を招き全体講演と看護、介護、建設、デザイン、電気、情報、経済の分野ごとに行う分科会の計2時間の構成で実施している。講師に社会の先輩として自らの経験談などを話していただくことで、高校生の今後の進路選択に役立ててもらおうという狙いがある。2021年も3月5日に県立龍野北高等学校で2年生全員(239人)を対象として本事業を実施した。

新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年は海外との交換事業やライオンズクエストなどの青少年育成事業が中止となった。高校生が将来や自分の人生について考えるきっかけとなる出前講座はぜひ実施したいとクラブでは考えていたが、大事なのは高校側の意向である。それによっては中止もやむなしと考えていた。しかし担当の先生から「例年通り実施をお願いします」と連絡があり、企画をスタート。講師選びなど通常の作業に加え、感染対策なども盛り込み、クラブで準備を進めてきた。

今年の全体講演では講師が英語で講演を開始。生徒にどよめきが走るも、真剣に聞き取ろうとする姿に感銘を受けた。その後、日本語に切り替わった講演では英語で説明した部分もカバーしていたため、生徒たちも全体の内容が把握出来たようだった。「社会生活を有意義に生きる」という日本語でも難しい内容であったが、感想文では生徒たちがかなりよく理解していることが分かり、驚いた。

担当の先生から「基調講演から分科会まで、講師の先生方の授業は生徒たちにとって道標になったようです。ある生徒が、この出前授業を受けて看護師を目指すことを決めました!と話しており、その後は何事にも一生懸命取り組む姿勢になっています」との報告を受けた。また「今の子どもたちには、何らかの『きっかけ』となる仕掛けが必要であるとつくづく感じます。先日の出前講座は大変良い機会となったと感謝しております」との言葉もいただいた。

感染状況にもよるとは思うが、今年も「出前講座」を実施出来ればと思う。こうして毎年継続してこられているのは、ひとえに高校側、講師の皆様の協力のおかげである。クラブの誇る事業として今後も継続していきたい。

2021.09更新(前青少年育成委員長/北林豊比古)