投稿リポート スポーツ少年団に
かき氷を出前

スポーツ少年団にかき氷を出前

昨年、クラブ結成55周年を迎えた出雲中央ライオンズクラブ(藤原靖司会長/55人)は、青少年健全育成事業を中心に活動を行っている。今年は新型コロナウイルスの影響で、地域の夏祭りやスポーツ少年団などの主要な大会などが全て中止となった。そんな状況の中、子どもたちに少しでも夏を感じて元気な笑顔になってもらえればと思い、急きょクラブ内に「ライオンズ子ども応援隊」を立ち上げ、夏休み最後の日曜日となる8月23日、地域の小学生と保護者を対象に「子ども応援! かき氷出前アクティビティ」を実施した。

当日は出雲市立高松小学校のスポーツ少年団(野球・サッカー・バレーボール・バスケットボール・ドッジボール)の練習を訪問し、約300人にかき氷を振る舞った。子どもや保護者たちは「今年初めてかき氷を食べました」「夏休み最後にありがとうございます」など、喜びの表情で語ってくれた。また事前に保護者に呼び掛けをしていた中古眼鏡リサイクル回収も行ったところ、たくさんの方のご協力で回収箱がいっぱいになった。

当クラブは例年地域の夏祭りに屋台を出店し、その収益金で病院などにクリスマス・プレゼントを寄贈してきた。しかし今年は祭りが中止となり、なかなか事業が出来ずにいた。そんな中、今回は若手メンバーからの発想と行動力で、コロナ禍の中でも新しい奉仕活動をすることが出来た。これからもライオンズクラブの活動を一人でも多くの方に知ってもらい、子どもたちの笑顔がいっぱいの地域づくりに貢献すると共に、それを次世代につなげていくことを目標に、更に活動に力を入れていきたいと考えている。
 
2020.09更新(MC・レクリエーション委員長/馬庭吾以千)