投稿リポート 子ども食堂
夏休みの部開催

子ども食堂 夏休みの部開催

姫路中央ライオンズクラブ(東郷進会長/75人)は7月20日~8月31日の土日祝日を除く延べ28日間、クラブ・メンバーの永井伸治さんが経営する飲食店舗「鳥伸総本店」において、当クラブでは初めての企画となる「子ども食堂」を開催した。新型コロナウイルスの影響で姫路市の小学校は春に臨時休校があり今年の夏休みは8月8日~16日間と短かったが、例年の夏休みに当たる期間は午前中授業で給食が無かった。そこで当クラブでは、この期間に昼食が食べられない子どもや独りで昼食をとっている子どもに食事と楽しい食事場所を提供しようと子ども食堂の実施を決定、小学生以下は無料、中学生以上は500円(大人は付き添いのみ)と設定した。

1日30食を限度に開始したものの、開催初期から上限に近い来場があり、マスコミ報道等で知名度が上がるごとに人数は増えていった。それにつれて提供する食事の数も増やしていき、最終日には過去最高の70人以上が食堂に来てくれた。期間中の累計食事提供数は936食!! 奉仕活動を行ったメンバーの延べ人数は316人で、当クラブ全員が平均4回携わった計算になる。クラブとしての奉仕時間は713.5時間を記録した。

子ども食堂には小学校の先生も多く参加され、ライオンズ・メンバーと先生と子どもたちのコミュニケーションと社会勉強の場となり、地域ぐるみで子育てに取り組む場となった。

最終日には常連の子どもたちから感謝の手紙を頂いた。毎回、帰り際に入り口で「ごちそうさまでした!!」と大きな声でお辞儀をしてくれた子どもたちの姿と共に、私たち自身が大きな感動と活力を頂いた。

コロナ対策を講じながらの開催であったが、夏休みの部を無事に終了することが出来た。これから冬休みの部、春休みの部に備えて検証し、より良い運営を目指したい。

2020.09更新(MC委員長/飯塚隆治)