投稿リポート 古窯の森で
ドングリの苗木を植樹

古窯の森で ドングリの苗木を植樹

唐津ライオンズクラブ(石﨑俊治会長/52人)は2月24日(日)、佐賀県唐津市北波多にある「古窯(こよう)の森」の緑化整備推進事業として、ドングリのなるブナ科の苗木(以下、ドングリの木)200本の植樹を行った。当日は天気にも恵まれ、ライオンズ・メンバーとその家族や、「古窯の森を育てる会」の皆様と共に作業した。

この事業は今回で10回目を迎える。毎回200本程を植樹し、これまでに合計1803本のドングリの木を植えてきた。始まりは2009年12月、337-C地区(佐賀県、長崎県)の八並信地区ガバナーが、環境保全のためにと各クラブに3本ずつドングリの苗木を配布したこと。以来、唐津市湊地区の山林に苗木を植樹していたが、18年からは唐津焼発祥の地と言われる古窯の森へ場所を移して継続している。

この事業は、古窯の森の土壌から流れ出た養分が、松浦川を経て唐津湾に流れ込み、豊かな自然環境を形成する一助になり、数年後、数十年後の環境保全につながってほしいとの願いを込めて行っている。同時に、唐津市が「古窯の里整備事業」として計画している古窯の森用地に照葉樹等の植栽を行うことで、地域の方だけではなくこの場所を訪れた方にも快適な環境を実感して頂くことを目的としている。
 
更に古窯の森は、森林浴が出来る散策コースが整備されたり、清流でホタルが鑑賞出来たりと、大人から子どもまで、自然を体験出来る場所でもある。地元の方も遠方から訪れてくださる方も、花や緑を愛する心や環境保全への意識を高めて頂けることを願っている。

2020.03更新(PR委員長/小松重範)