ニュース名古屋で開かれた
LCIF理事長によるセミナー 

名古屋で開かれたLCIF理事長公式訪問セミナー 

8月3月、愛知県名古屋市のホテルナゴヤキャッスルで、ナレシュ・アガワルLCIF理事長の公式訪問セミナーが行われた。アガワル理事長はこの日早朝から西日本豪雨被災地の広島県坂町を視察し、昼過ぎに名古屋へ到着してセミナーに臨んだ。

アガワル理事長はセミナーの冒頭で次のように述べて、LCIFに変化を起こそうと述べた。
「第2次世界大戦が終結した後、第3次世界大戦が起こるかもしれないと言われました。第3次世界大戦とはどんな戦いでしょう? それは貧困に対する戦い、非識字に対する戦い、そして飢餓に対する戦いです。その戦いは今も続いているのです」
「我々を待つニーズは非常に大きいのです。世界中の全ての人が尊厳のある生活を送れるようにしたいと思ったら、我々には休んでいる暇はありません。考え方を変えることで、私たちにはそれが出来るのです」
「私は皆さんの心の中に眠っている巨人を起こしたいと思います。世界一の寄付貢献国である日本には私も世界も敬意を持っています。しかしそれに甘んじることなく、最大限の可能性を発揮して頂きたいのです」

LCIFの概観や組織、交付金の種類や実績に関するプレゼンテーションでは、設立から51年目に入ったLCIFがこれまでに10億ドル以上を交付していること、アメリカの慈善団体評価機関チャリティー・ナビゲーターから6年連続で四つ星の最高評価を受けており、これは赤十字やロータリークラブよりも高い評価であること、50周年を迎えた昨年度の寄付額は誓約を含めて5200万ドルに上ったが、寄付に参加したクラブは全体の30%、メンバーは6%に過ぎないことなどが説明された。

日本についてはLCIFを支える背骨のような存在だとしてその貢献に謝意を表した一方で、寄付総額、寄付者数、リーダーによる寄付額で日本は世界一だが、クラブ単位の寄付や企業による寄付、リードギフト(10万ドル以上の寄付者)についてはまだ改善の余地があると述べた。アガワル理事長は今年度の目標は週に1.5ドルを寄付することだとし、セミナーに出席した各地区のリーダーに対して、全会員が日本円にして週200円の寄付を達成してほしいと努力を求めた。また、日本の山田實紘元国際会長が国際委員長を務め、3億ドルを目標に今年度から3年間にわたって行われるキャンペーン100(ワンハンドレッド)についても、全ての会員が協力して目標を達成させようと訴えた。

2018.08更新(取材/河村智子)