トピックス
2023-24年度
奉仕アワード受賞クラブ
ライオンズ・インターナショナル

2023-24年度「思いやりは大切なこと」奉仕アワードが、世界の32クラブ(27ライオンズクラブ、5レオクラブ)に授与された。
この賞は、ライオンズ・インターナショナルのグローバル重点分野(小児がん、糖尿病、災害援助、環境保全、人道支援、食料支援、視力保護、青少年支援)のいずれかで、特に優れた奉仕事業を行ったライオンズクラブとレオクラブに贈られる。
日本からの受賞は、秋田山王ライオンズクラブ、広島佐東ライオンズクラブ、滋賀県・草津レオクラブの3クラブ。受賞した事業の概要は以下の通り。全受賞クラブのリストはこちら。
■秋田山王ライオンズクラブ|視覚障害者のための白杖歩行・生活サポート講習会
事業の概要:白杖の使い方、音声案内や点字ブロック利用の実践訓練、日常生活の送り方などの必要不可欠なスキルを習得出来る、参加者に合わせた講習会を提供しています。講習は、過去に白杖の使い方や、点字、交通案内などの訓練を受けたことのない全盲やロービジョンの人を対象としています。参加者が自立し、生活の質を向上させるお手伝いをするため、参加者に応じた内容で定期的に講習会を実施しています。
グローバル重点分野:視力保護
奉仕受益者数(人):5
ボランティア時間総数(時間):100
ボランティア数(人):22
■広島佐東ライオンズクラブ|梅林復活事業
事業の概要:度重なる災害で荒廃していたかつての名勝八木梅林を復活させるため、せせらぎ公園に109本の梅の木を植樹してから40年、今では600本まで増えました。現在ではこの梅林が、お祭りや集会のための梅酒作り、年間300人の小学生による梅の実採り体験・梅干し作り等のプログラム提供など、地元の伝統を支えています。2022年からは、子ども食堂で梅ジュースを提供し、八木梅林の伝統を守ると同時に、地域社会の関与と教育を促してきました。パートナーには省庁や学校が含まれます。
グローバル重点分野:人道支援、青少年
奉仕受益者数(人):1185
ボランティア時間総数(時間):86
ボランティア数(人):62
■滋賀県・草津レオクラブ|ヨシ刈りボランティア
事業の概要:「草津ヨシ松明まつり」を支援するヨシ刈り事業を主催しました。琵琶湖畔で生い茂るヨシを刈り取り、祭りに活用することで、地域の生態系や環境を守る取り組みです。冬季にヨシを刈ることで、新たに生えてくるヨシの成長を助けると同時に、害虫や卵を排除することが出来ます。この事業は、地域住民による参加と、ライオンズクラブおよび市議会との協力で行われました。
グローバル重点分野:環境保全
奉仕受益者数(人):300
ボランティア時間総数(時間):9
ボランティア数(人):3
「思いやりは大切なこと」奉仕アワードは、地区、複合地区レベルのグローバル奉仕チーム(GST)の選考を経て、国際本部に推薦書が提出され、国際理事会の奉仕事業委員会によって受賞クラブが選ばれる。奉仕アワードの詳細と、2024-25年度の推薦スケジュールは、ライオンズ・インターナショナルの公式ウェブサイト「『思いやりは大切なこと』奉仕アワード」を参照。
2025.05更新