トピックス バンクーバー国際理事会報告

バンクーバー国際理事会報告

春の国際理事会が行われたカナダ・バンクーバーはブリティッシュコロンビア州に属し、西海岸に面した活気に満ちた港湾都市です。カナダで最も人口密度が高く、最も多様な民族で構成されています。山に囲まれ、映画の撮影地としても人気が高く、アート、演劇、音楽シーンも盛んです。市内には地元アーティストの作品を数多くそろえるバンクーバー美術館や、ブリティッシュコロンビア大学のキャンパス内にあって先住民の傑出したコレクションを収蔵する UBC人類学博物館もあります。成田からのフライト時間は10時間25分。日本とは17時間の時差があります。

そのような都市バンクーバーで3月16~19日の4日間にわたり、第3回国際理事会が開催されました。初日の16日は午前中の開会式に続き、午後からは九つの委員会に分かれて各委員会会議。2日目、3日目も朝8時から16時までみっちりと各委員会会議というスケジュールでした。

私が所属する大会委員会では、次の審議がなされました。
A:委員会任務に関する事項
1.2024年オーストラリア・メルボルン国際大会に関する最新報告
 a)大会登録、ホテル、旅行について
 b)大会プログラム、インターナショナル・パレ―ドについて

2.2025年メキシコ・メキシコシティ国際大会に関する最新情報
一部でメキシコシティ大会が開催中止になったといううわさが流れているようですが、これは全くの誤報です。ブラジル出身のファブリシオ・オリヴェイラ国際第1副会長を始め第3会則地域(メキシコ・中南米・カリブ海諸島)のリーダーが開催に向けて現地との調整を図り、日々全力でがんばっております。大会委員会の審議事項の中でも大会会場や地区ガバナーエレクト・ホテル、登録料体系について議論、確認が行われましたので、開催中止ということはありません。

3.収支及び予算の検討

4.2030、31年国際大会入札手続きに関する最新情報
2030年国際大会開催地としては北海道札幌市が立候補しており、複数都市との競合となっています。これについては、メルボルン国際大会直前に開催される6月の国際理事会で正式に決定される予定です。

5.その他
大会現地視察の手続きや理事会方針書の改訂が検討されました。また、私が2025年に開催される東洋・東南アジア・ライオンズ(OSEAL)フォーラム札幌の開催について上程し、城阪勝喜国際理事からセカンド(支持)を得ました。

メルボルン国際大会に先立ち、同市で6月18~25日に行われる第4回国際理事会が、私の国際理事としての最後の役目となります。それまで全力で任務を果たしていく所存です。

2024.04更新(国際理事/鶴嶋浩二<北海道・札幌中島ライオンズクラブ>)