投稿リポート 港区こども将棋大会開催

港区こども将棋大会開催

夏休み真っただ中の8月6日。東京港区にある赤坂区民センターにおいて、東京赤坂ライオンズクラブ(日原聡一郎会長/32人)は日本将棋連盟から藤田一樹指導棋士三段と、女流棋士賞を受賞したこともある室谷由紀女流三段を招いて、第2回港区こども将棋大会を開催した。

気温30度を超える真夏日が続く中だったが、当日は港区内の五つの小学校から6~12歳までの児童約40人が保護者等と一緒に参加した。藤田指導棋士によるルール説明の後、くじ引きで対戦相手を決めてトーナメント方式による親善競技がスタート。対局時間は40分とし、残り時間10分を切ってからは30秒のタイマーを使用した。子どもたちは暑さも忘れた様子で、真剣に将棋の盤面に向き合っていた。また、室谷女流三段による指導対局として、1回戦敗者のうち早く終了した4人を相手にした多面差しも行われた。対局終了後には、優勝、準優勝と3位、4位の児童に記念のメダルと日本将棋連盟の羽生善治会長の署名が入った賞状が贈られた。当クラブからは記念品として参加者全員に、国産タオルハンカチ、ライオンズのロゴ入りボールペン、将棋の駒をデザインした木製の箸を贈呈した。

子どもたちは子ども同士の対局やプロ棋士による熱心な指導に大いに刺激を受けたようで、もう次回の開催を楽しみにしている様子だった。大躍進が続く藤井聡太七冠など将棋関連のニュースも多く、子どもたちの間でも将棋の人気が高まっているようだ。当クラブでは早速、第3回の開催について検討を始めている。

2023.08更新(IT委員長/柴田誠)