ライオン誌日本語版ウェブマガジン

ライオンズの皆さん、こんにちは！

1917年、ライオンズクラブの創設者メルビン・ジョーンズの呼びかけにより、全米各地にあったさまざまなビジネス・サークルの代表が、アメリカ・イリノイ州シカゴのラサール・ホテルに集いました。ジョーンズは、力を合わせてそれぞれの地域社会を支援出来ないかと問いかけました。それは当時、途方もなく革新的なことでした。国際的な奉仕団体はまだ、世界において善を成すための原動力とはなっていなかったのです。しかし、ライオンズクラブ国際協会の誕生によって、全く新しい時代が幕を開けました。

思い返せば、それは自明の理であったかもしれません。持てる者が結束して持たざる者を支援すべきことは当然だからです！　しかし、革新とはそういうものではないでしょうか？　後から振り返ると、答えは最初からあったように思えるのです。

私は、ライオンズが思い付く賢明で、刺激的で、どこか奇抜な新しいアイデアを聞くのが大好きです。当然ながら、私が所属するクラブの今の在り方は、父が在籍していた頃と同じではありません。そして私が去った後も、クラブにはずっと進化を続けてほしいと願っています。

だからこそ、私たちは成長し、今日性を持ち続けることが出来るのです。私たちは古いアイデアを取り入れて改善します。私たちが奉仕に反映させるのは、地域社会が今必要としていることであり、100年前に必要とされていたことではありません。私たちは自らの奉仕を改善し、革新を生み、進化していきます。

これからもすばらしい活動を続けてください。奉仕のあらゆる進化を目にすることを、私は楽しみにしています。

今日もすばらしい1日を！

2023.03更新（国際協会配信）