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年ごとに平和に関するテーマを設定し、子どもたちに平和について考え、また芸術に親しむ機会を提供する国際平和ポスター･コンテスト。1988年の開始以来、世界中から何百万人もの子どもたちが参加してきた。第35回となる2022-23年度は「思いやりのあるリーダーになろう」をテーマに作品を募集。日本では約7万人の子どもたちから作品が寄せられた。

コンテストでは、まず各クラブ、次に地区の審査で選ばれた作品を集めて複合地区の審査が行われる。ここに紹介するのは、日本国内の各複合地区で1点ずつ選ばれた優秀作品。これらは12月半ばにアメリカ・イリノイ州オークブルックにあるライオンズクラブの国際本部へ送られて、国際レベルの最終選考へと進む。最終審査では芸術、平和、若者、教育、マスコミの各分野から選ばれた審査員が、作品の独創性、芸術性、テーマの表現力により24点の優秀作品を選考。更にその中から大賞1点が選出される。最終選考の結果は、2月に本部から入賞者に通知される予定。

国際平和ポスター・コンテストの詳しい情報はこちら。

【330～337複合地区の最優秀作品】

●330複合地区

川上 弥由（かわかみ みゆ／11歳）
「リーダーが地球を支え周りの人がリーダーを支えているようにしました。リーダーの思いやりが周りの人にも広がります。リーダーが支えている地球の上でたくさんの人がいろいろなことを楽しめています」
スポンサー・クラブ：埼玉県・越谷中央ライオンズクラブ
応募総数：548点

●331複合地区

池田 笑美里（いけだ えみり／12歳）
「動物も植物も、幸せに生きるために平和できれいな世界を守りたい」
スポンサー・クラブ：北海道・江別ライオンズクラブ
応募総数：683点

●332複合地区

矢吹 和音（やぶき あいね／12歳）
「私のリーダーのイメージはスポーツをしている人で、胴上げをされている人でした。また、虹は普通に描かずに人を虹色にして工夫しました」
スポンサー・クラブ：福島あづまライオンズクラブ
応募総数：5,704点

●333複合地区

平 真衣（たいら まい／12歳）
「地球における全てのものが共存出来るよう、平和の思いを込めて描きました」
スポンサー・クラブ：茨城県・八郷ライオンズクラブ
応募総数：1,495点

●334複合地区

青木 聡香（あおき さとか／13歳）
「世界中の人々が手を取り合って、協力し合える日が来ることを願っています」
スポンサー・クラブ：長野白樺ライオンズクラブ
応募総数：2,543点

●335複合地区

前田 桔平（まえだ きっぺい／11歳）
「One for all, all for oneの気持ちを持ったリーダーがいれば、地球上の生き物みんなが笑顔で平和になるはずです」
スポンサー・クラブ：京都嵯峨野ライオンズクラブ
応募総数：57,717点

●336複合地区

今田 柚妃（いまだ ゆずき／12歳）
「多様性を認め、困難な状況にある人の気持ちに寄り添った行動を起こせるようなリーダーになりたいです」
スポンサー・クラブ：広島城北ライオンズクラブ
応募総数：11,205点

●337複合地区

與那覇 琉子（よなは りこ／13歳）
「戦争や差別のない世界になってみんなが笑顔で暮らしてほしいです」
スポンサー・クラブ：沖縄県・宮古ライオンズクラブ
応募総数：報告なし

2022.12更新

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