投稿リポート 自由に気兼ねなく楽しんで
"星空の下の映画会"開催

自由に気兼ねなく楽しんで “星空の下の映画会”開催

姶良ライオンズクラブ(松元卓也会長/16人)は10月8日、姶良市内にある龍桜高等学校グラウンドにて第3回星空の下の映画会を開催した。

聴覚や視覚が過敏な子、脳性まひなどのために不随意運動がある子など、障害のある子どもにとって、映画館での映画鑑賞は気軽に出来ることではない。そうした子どもやその家族が、自由に気兼ねなく楽しめるようにと企画したのがこの映画会だ。障害の有無にかかわらず、誰もが豊かに暮らせる地域社会を目指す活動の一環でもある。

映画会には、応募のあった35組の家族が来場。コロナ感染防止のため、検温や手指消毒など万全の対策を講じた。18時30分からは地元の音楽教室から生まれたユニット「こだま+(プラス)」の演奏をバックに、絵本『いっしょがいいな 障がいの絵本』『おんがくかいのよる─5ひきのすてきなねずみ』『それからのおにがしま』をスクリーンに投影し、読み聞かせを実施。その後、映画「劇場版 名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻」の2本を上映した。ボランティアの方々も大勢参加してくれ、共に楽しい時間を過ごすことが出来た。

参加者からは次のような感想が寄せられた。
「星空の下、温かい雰囲気の中で最後まで家族と一緒に過ごすことが出来ました。すてきな時間をありがとう」
「生演奏による気持ち良い音楽と絵本の読み聞かせはとても貴重な体験でした」

障害のある子どもたちがさまざまな経験が出来るように、姶良ライオンズクラブはこれからも支援活動を続けていく。

2022.11更新(情報・PR委員会委員長/吉野政澄)