投稿リポート 親子プログラミング体験
スクラッチでゲームづくり

親子プログラミング体験 スクラッチでゲームづくり

長岡柏ライオンズクラブ(吉原誠会長/81人)は8月27日、長岡市の喜多町ホールを会場に、小学生親子を対象とする「思い出の親子プログラミング体験」を開催した。スクラッチというプログラミング言語を使ってゲームづくりにチャレンジする事業で、昨年に続いての開催。コロナ感染者数の高止まり傾向が続く中だったが、小学2年生から5年生までの親子12組が参加してくれた。

スクラッチはキーボードを打たなくてもプログラミングが出来、小学校のプログラミング教育でも多用されている。画面上には色分けされたブロックが並び、一つひとつに「10歩動かす」「15度回す」などの文字が書かれている。このブロックにあらかじめコードが準備されているので、これをマウスでドラック&ドロップするだけで簡単な動きから、複雑なゲームまで組み立てることが出来る。

私は前回に続き小学5年生の孫と参加して、一緒に1台のパソコンに向かったのだが、講師の指示に対してテキパキとマウスを動かす孫を見守るだけで、私の出番はなかった。逆に教わることばかりで、パソコンに関しては完全に追い越されてしまったことを実感した。また今回は小学2年生の孫も参加した。いつも兄が作ったスクラッチゲームで遊んでいるものの、自分で作るのは初めてなので心配だったが、講師の方に丁寧に教えてもらって自分一人で作れたのがうれしかったそうだ。他の親子も仲良く会話しながらマウスを動かし、プログラミングを楽しんでいる様子だった。

今や学校はコンピュータ関連の機器を教室や授業に取り入れて活用するICT環境の整備が進められ、1人に1台のパソコンが用意されている時代。こうしたプログラミング体験事業を通じて、児童たちの探求心がどんどん育ってほしいと思った。

2022.09更新(幹事/髙橋裕子)